春を告げる花、ダンコウバイ

小淵沢駅から我が家に向かう途中でダンコウバイの花を見つけました。
標高は、約900mくらいでしょうか?何だか春を見つけた気がして嬉しくなった。
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ダンコウバイ(クスノキ科クロモジ属 )学名 :Lindera obtusiloba. 別名 ウコンバナ シロヂシャ. 「檀香梅」本州新潟県 関東地方以西 四国 九州 暖地の山地に生える落葉小高木。
ダンコウバイ. 春の山で真っ先に咲き出す木の花で、枝を折ると 肉桂 ( にっけい ) の香りがします。 アブラチャンと似ていますが、ダンコウバイは花柄がなく枝に直接着いてることで見分けます。
それでは暫くぶりに春を探しに里山を歩くことにしました。
標高1200mからスタート、流石に花は有りません。
でも、土の中からスミレ、ミツバツチグリ、キジムシロの葉が顔を出していました。
約1100mくらいの場所を歩いていたとき、ダンコウバイの蕾を見つけました。
これから暖かな日が続けば咲いてくれることでしょう。
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我が家の近くでもう一つ、見つけたのですがダンコウバイなのかしら?(ZOOMは標高1000m)
ダンコウバイは、雌雄異株。
3月下旬~4月、葉に先立って、前年の葉腋に、散形花序を1~3個付ける。雄花序には、6~7個花がある。花被片が6個、雄しべが9個、雌しべは退化している。
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ダンコウバイの雄花のような気がしますがハッキリ言い切れません。
何方か詳しい方、教えて下さい。

シカの食害

2008/03/23 (日)曇
暫くぶりに里山を歩いてきました。まだ観音平の入り口は封鎖されていて入れませんので、徒歩で約20分の大平林道に向かいます。標高約1300mには咲いている花はありません。でも、春が来ていることは肌で感じます。暫く歩くと八ヶ岳県営牧場が見えてきます。毎年、多くのシカ達がここの牧草を食べに山から降りてきます。牧場には有刺鉄線が張り巡らされていますが、賢い動物ですから入れそうな場所を見つけて中に入っていくようです。だからこのように有刺鉄線には鹿の毛が付いています。本日歩いて分かったのですが、今年は雪が多かったので樹木の被害もかなり見られます。天敵のいないシカは年々増えているようです。山梨県としても鳥獣食害対策を本格的にやるようですよ、管理捕獲を通年に拡大して頭数を減らすとのこと。「県みどり自然課によると、管理捕獲はこれまで猟期(11月中旬から2月中旬)と、農作物被害が出た場合に市町村が行う有害鳥獣捕獲期間を除いた時期に実施しており、期間は一ヶ月程度に限られていた。このため、県は来年度、猟期を除く通年を捕獲期間に設定する。・・・・」