最高齢75歳~50代を含む16名の会員を率いるのは日本山岳ガイド協会所属 の公認山岳ガイド・朝古邦雄さん(前列、右から3番目の男性) 登頂成功とはなりませんでしたが、赤岳まで残り99メートルだったのですから登ったようなものです。事故なく無事に登山口まで戻ってきました。日帰り赤岳登山をしたようなものです。私はこれで日帰りは二回目です。若い方なら大丈夫なんでしょうが日帰りは結構きついです。ここから(美濃戸高原)から車に乗って道の駅・スパティオ小淵沢へ帰ります。その前に集合写真を撮っていなかったのを思いだし、赤岳登り口(美濃戸山荘) で記念写真を撮りました。皆さん、それぞれの思いを胸に来年のチャレンジを誓い合いました。赤岳登山を断念した参加者の心の中は複雑です。会社に休暇願を出して意気揚々と参加した男性は一寸悩んでいました。お孫さんのお守りをお姑さんにお願いして参加したご婦人も苦笑い。私もこのまま帰ったらきっと主人はビックリすることでしょう?何しろ28日の今日は赤岳頂上小屋で泊まる事になっているのですから・・。(苦笑) 初参加の皆さんもガッカリしていましたがこの状況では諦めざる終えませんね。あるご婦人は、自分の年齢を考えると次回参加可能なのか不安を感じると話していました。私も同じです。山登りをする度に反省します。自分が不甲斐ないと思う。ケガをしないように注意は必要です。無謀な事はしません。えっ?赤岳登山は無謀?(苦笑) 仕事がありますので宿泊付きの登山は難しいかも知れません。チャンスは少ないですが機会が有れば山に行きたいと思っています。誰かさんに「年よりの冷や水」と言われないように身体を鍛え直さないといけないですね。今回、赤岳初参加の方が多かったです。でも赤岳登山に意を決して参加されるくらいですから皆さん健脚なんです。登りだって強かったですよ。ガイドの朝来さんが70才のペースで登りますと話していましたがベテランのように早いわけではありませんが、想像していたより速いペースだったらしい。特に下りの早いこと、早いこと。追いつくのが大変でした。今回は頂上まで行かれなかったけれど、頂上小屋からの景色を堪能したかった。特に早朝の景色は感動するらしいですよ、高山植物も見たかったですね、次回があるのならチャレンジしたい。その時の自分と相談してみます。 レポートはまだ未完成ですが時間を見つけてアップしますので暫くお待ち下さい。(完)
Month: 6月 2005
勇気ある撤退(続編)
美濃戸登山口(美濃戸山荘)~行者小屋~中岳のコル(休憩)~阿弥陀岳~赤岳(頂上小屋宿泊)・赤岳~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~美濃戸山荘の予定でした。中岳のコルで休憩後、赤岳に真っ直ぐ行かず、荷物をここに置いて阿弥陀岳に行く話もあったのですが霧が濃く、視界が悪い状態では行っても仕方がないと誰も行きませんでした。これから赤岳に向かいます。雨だけなら絶えられますが風と霧が邪魔します。この先、誰も想像していなかった強風との戦い。風と立ち向かい、必死に登る参加者達。赤岳頂上付近は、風速40mの風が吹いていて普通に歩けないのです。登山で強風にあったのは乗鞍登山でした。風に押し倒され、山の斜面に倒れた事を思い出しました。2001年10月16日乗鞍岳登山今回はもっと強烈、凄い強風で本当に怖かったです。この場所(中岳のコル)から赤岳に向かい、登頂を断念してこの場所に戻ってきて時計を見たら約2時間かかっていました。強風との戦った2時間は長く感じました。上の写真は10時半、軽くお弁当を食べて、残りを頂上小屋で食べようと思っていた。持参したお弁当を半分だけ食べていた皆さんのスナップです。赤岳登頂断念してこの場所(中岳のコル)に戻ったのは12時20分でした。行者小屋へ戻る前に休憩して水分補給。これからどうしたらいいかを行者小屋まで戻り、みんなと相談して対策を考えることになりました。小屋までは黙々と下るのみ・・。行者小屋へは13時 40分到着。ここに泊まって明日赤岳に登る手もありましたが、明日のお天気が良くないようなので赤岳登山は中止となりました。下山途中、霧が晴れ、空が明るくなった。「明日晴れたら恨めしいなあ」と皆で明るくなり始めた空を見上げながら下山。今日(29日)の大雨で矢張り戻ったのは大正解、とホットしながら皆さん体を休めておられることでしょう?それにしても皆さん健脚そろいでビックリしました。何せ赤岳を日帰りで往復したことになるのですからね。(つづく)
赤岳(2899m)登山、強風の為に2800mで下山
本日、自然クラブの赤岳登山が実行されました。(赤岳は八ヶ岳の主峰) 予定ですが、28日(火)は美濃戸登山口から登り、赤岳頂上小屋に宿泊。翌日29日(水)は高山植物観察会が行われるはずでした。ところが・・・頂上まで後一歩という地点まで行きましたが、猛烈な風が吹き続け稜線を通過するのが危険と山岳ガイドの朝古さんが判断され、登頂は断念、そのまま下山に至りました。(写真は行者小屋です。)
【今日の一日】…眠い目をこすり、午前3時起床。支度して家を出たのが4時半。車を走らせ集合場所のスパティオ小淵沢へ 午前5時にスパティオから美濃戸登山口に向かって出発。ところが午後5時半にはスパティオ小淵沢に全員揃って帰ってきていた。それは何故か?遭難を考え、勇気ある撤退をしてきたのです。 (涙) 赤岳は2899メートルです。2800メートルまで登ったが強風のため断念し下山してきました。赤岳頂上付近は、風速40mの風が吹いていて歩くのも怖かった。(風速40mが何故分かったか?私達、山の上では風速30m位と思っていたのです。美濃戸登山口に車を駐車。勿論、有料です。車を止めた宿も赤岳頂上小屋と同じ経営者。山小屋から随時連絡が入るようです。そこのご主人が話してくれたので分かりました。風速40mなんて凄い!むかーし、風速 40mの入っている歌詞を石原裕次郎さんが歌っていませんでしたか?(古くて分かんない人が多いかも?)境界尾根を歩いて頂上小屋まで行っていたら・・誰か事故に遭っていたかも?ブルブルブル・・下山は正しかったのです。)突風が吹くと身体が飛ばされそうになる。男性も怖いと話していたくらいです。滑落したら大変。風が吹くと身体を低くしてジッとしているしかなかった。風よけのない場所では身体を低くし、岩場では全員岩にへばりつき緊張の連続でした。歩き始めは曇り、途中から雨が降り出しました。動きがぎこちなくなるので合羽登山は嫌です。林の中を歩いていたときには雨だけでしたから景色を楽しめないけれど参加者は皆、赤岳頂上小屋までは行かれると思っていました。霧も出ていたので景色を見ることが出来ない悔しさはありますが休憩時には冗談も出て良い雰囲気でした。雨は降り続き、風は吹き荒れ、体温が下がって寒い。本当に最悪でした。下山を決めた場所ですが頂上まで残り30分ほどの場所だったそうです。このまま進んだら事故が起こる。リーダーが苦渋の決断、そして下山することに・・。梅雨時なので天気予報を参考にして悩んで悩んで・・最終的に28日から一泊と決めた。二日前まで晴れだったのにね。神様は意地悪です。何故このこの頃に登るのか?梅雨時ですが6月、7月は高山植物が沢山咲いている時期なんです。2800mで撤退するのも勇気がいります。下山も勇気をふるわせ、注意をしながら下りました。吹き飛ばされそうな場所から下るのだって大変なことなんです。男性でもよろけて倒れるくらい凄い風で、先頭グループが下っていく姿を見ているだけでも、冷や冷や、ドキドキ。雨だから皆さん、合羽を着ています。合羽は風にあおられやすい。バタ、バタ、バタ、合羽が風でなびいている。私の赤いリュックカバーが飛ばされた。みんなが飛んでいく方向を見ていたらしい。風に耐えていた私、みんなが何か騒いでいるなーと思っただけでした。身体が飛ばされそうで必死でした。暫く風が弱まるまで山の斜面にへばりついていたんです。風が弱まったとき這うように歩きました。岩場の皆さんが居る場所に行ったらカバーが飛んだことを教えて貰った。あの強風だから何処かへ飛んでいただろうと諦めていたらリーダーが木に引っかかっていたのを取ってきてくれました。最悪の条件だったのにリーダーの朝来さんに感謝です。大変だったことでしょう?気に入っていたカバーだったので渡されたとき嬉しかったです。カバーをしようと考えましたが、雨も降り続いていたし、また飛ばされるといけないのでカバーをしないで下山した。リュックですがメーカー品だからかな?外はビショビショでしたが、リュックの中まで濡れていなかったので助かりました。何しろ大変な経験をしました。みんな必死で下山。何とか風の弱い場所まで下ることが出来てホッとしました。朝6時から登り初め、緊張をゆるめる間もなく帰ってきたので大変疲れました。今日は一日中、歩きづめ。洗濯物もどっさり、早く洗わなくてはいけないのに身体が動きません。(汗) 疲れから文章が可笑しいかも知れません?後日訂正します。
空梅雨?
予報では今日は雨が降るはずでしたのに降りませんでしたね。東京ではこれからも雨が降らないようだと水不足で困ったことになりそうとニュースで流れていました。野菜などの作物だって困ることでしょう。今日は暫くぶりに富士見町のAコープに買い物に行きました。何だか新鮮、目新しいものに手が出てしまった。と言うわけで・・何だか色々買ってきてしまいました。(笑) 今日もホタルウォッチング、伴侶を求めて飛んでいました。がんばれー!!!
散歩
散歩が暑くて大変になってきました。涼しい時間に行くようにしなくては!茶々の毛が冬毛から夏毛に変わろうとしています。我が家は外犬ですから冬毛は人間のオーバーみたいなもの。抜け替わるまでブラッシングをしてあげないと・・。夕食後、ホタルウォッチングへ行ってきました。今日は4ヵ所、秋葉公園は、ライトが明るくてホタルが低空飛行して光を避けていました。ホタルの時期だけでも球場の明かりは何とかならないのでしょうか?小淵沢の蛍も飛び出しましたよ、以前住んでいた場所にも行って来ました。数は少ないですが飛んでいたのでホッとしました。私達が小淵沢に越してきたのは、昭和62年(1987年)5月でした。古くから住んでいたお隣さんがソッと教えてくれたんです。「いい場所にお引っ越ししてこられましたね、何故かお教えしましょう。お宅のお家は一番端なので、お風呂場から蛍の飛ぶ姿が良く見えるのよっ!」て・・。イヤー本当に素晴らしい眺めでした。ホタルの見える家でした。何と贅沢な話ではありませんか。一年半ほど住んでいましたから二回、いい思いをしました。6月になると住んでいた家からホタルが良く見えていた。小淵沢町の尾根という地区です。この一軒家はペンションが出来るまで住んでいたんです。ZOOMがオープンしたのは昭和63年12月1日です。6棟建っていて一番奥、平屋の一軒家。親子4人で寒い冬はコタツに足を入れ、家の中でもモコモコに着込んで生活をしていました。(笑) 18年前は、今より寒かったように思います。雪が降るとそれは大変!雪掻きはみんなの仕事になったからです。私達が住んでいたその家に歩こう会のお仲間が今、住んでいっらしゃいます。ホタルを見ることが出来る家なので引っ越しが出来ないと笑っていました。私達が住んでいたとき、お風呂場からホタルを見ることが出来たんです。今でもそうらしいです。このところウォーキングでお会いしておりませんが、その時にはホタル談義に花が咲きましたよ。
馬術大会
小淵沢には(財)山梨県馬事振興センターがありますので大会が時々行われます。参加者のご家族やご友人が応援に・・。人馬一体で競技をしていました。…つづき… ホタルウォッチングに出掛けてきました。今年は飛んでいる数が少ないような気がします。生まれてくるのが遅いのか?それとも他の事情が?雨が少ないのも原因とか?これから昨年のように沢山飛んでくれるのなら嬉しい。暫く様子を見てみましょう。
ホタルウォッチング
お客様とホタルを見に行ってきました。欲張って3ヵ所も回ってきました。ホタル前線は今のところ標高 600~700位の場所に飛んでいるのかも知れませんね?下見がてら小淵沢にも回りましたがまだ飛んでいなかったです。そうそう、この間、オオムラサキセンターから我が家に戻ろうと走っていたら狐が道路を横断しようとしていました。ライトに目が眩んだんでしょうか?暫く道路の真ん中でジッとこちらを見ていました。私の方も進むわけにも行かず、様子を伺っていたところ・・狐は今来た藪の中に戻っていきました。夜行性だけれど昼間見ることもあります。特に冬は餌がないので里に下りてきます。また会えるかな?
ヤマオダマキ
園芸種のオダマキには色々と綺麗な色がありますが、私は八ヶ岳の里山に咲くこのヤマオダマキが好きです。散歩コースの一つである棒道にも咲いています。里山に咲いている花に出合うと嬉しくなります。今年は雨が少ないようですね、昨年のようにならないで欲しいものです。水不足により野菜が育たず、値段も高くなりました。野菜の高騰により海外から緊急輸入したのは昨年でした。雨ですが、ウォークの時には降って欲しくないなんて言ったら神様に叱られてしまうかな?夏は暑く、冬は寒い、梅雨の時期は雨が降ってくれないと困ります。雨も大切です。…つづき… 今日は午後から甲府に行きました。携帯電話が何度も鳴って忙しかったです。何処にいても電話が取れると行ってもマナーは大切ですから守りましょうね。迷惑になる場所の時は電源を切りましょう。我が家では、携帯の転送を主人の携帯にしていることが多いのですが、主人が電話に出られない場所に行っているときには、私の携帯に転送されます。お客様からのお電話だと、一寸緊張します。今日もお問い合わせのお電話を頂きました。有りがたいと思っています。便利になりましたが、買い物中に携帯が鳴ると相手の声が聞き取りにくいです。電波の悪い場所で受けることもあります。まだまだ電波が届かない場所があります。話している途中で電話が切れてしまうと本当に困ります。今現在、小淵沢でも携帯アンテナを建てています。昔からの電話は聞き取りにくいことはないのですが相手が携帯の場合は途中で切れてしまうことがあります。出先でお電話を頂いたとき、電話の声が聞き取りにくかったらお掛け直し頂くか、私の方からかけ直しますのでお許し下さいね。
ウラギンスジヒョウモン(裏銀筋豹紋)
今、草原にはアザミが咲いています。そのアザミの密を吸いにヒョウモンチョウが集まってきていました。写真には写っておりませんがもう一匹のヒョウモンチョウも飛んできていたのです。草原の緑、蝶の黄色、アザミのピンク色が何とも綺麗です。こんな光景に出合うと時間を忘れてしまう。…つづき… オオムラサキセンターへホタルウォッチングへ 気温が高くなかったのと曇ってはいましたが満月のせいか?蛍の飛んでいる数は少なかったですね。ホタルの飛ぶ姿に見とれ2時間も眺めていました。何とも幻想的でこの時期だけのプレゼントを毎年楽しませて頂いております。成虫になってからの寿命はオスで5日くらい、メスはもう少し長生きできますがこの世に生まれてから短い間に伴侶を捜し、子孫を残す。今日も光って川の間を行ったり来たり・・。いい相手が見つかり、来年もこの川でホタルの乱舞を見ることが出来ますように!
美味しい会議
八十八景の締め切りが迫ってきていますので会議を開くことになりました。場所は歩こう会会員のお店tomatoさんです。お食事を挟んで会議に熱が入ります。スタートから八ヶ岳歩こう会は会議に昼食をや夕食を入れることが多い。食べることが好きな会員が多いからでしょうか?(笑) プロジェクトY 八ヶ岳八十八景・・・歩いて見つけた八ヶ岳。(八十八景は八ヶ岳に続くことにより語呂も良く覚えやすい。また八十八は具体的な数を意味するものではなく、たくさんとかいろいろと言う意味で八十八箇所を選ぶということではありません。「歩いて見つけた」は歩こう会らしく車ではなく足で歩いて見つけようと意味を持っています) 1)第一段階2005年6月末締め切り、9月頃 中間報告。2)第二段階2005年12月末締め切り 翌3月頃 中間報告。3)第三段階2006年6月末締め切9月 中間報告。八ヶ岳歩こう会の会員以外でも大丈夫です。歩いて見つけていなくても結構です。ドライブ中に素敵な八ヶ岳を見つけたのならどうぞ教えて下さい。歩くのは私達にお任せ下さい。大勢の皆さんに参加して頂くことにより意外な場所の八ヶ岳を発見できれば最高の幸せです。
ホタル観察会
八ヶ岳自然クラブの観察会がオオムラサキセンターで行われました。夕方5時には、雨がザー、ザー降ってきて・・これは中止か?と思ったほどでした。その雨も暫くしたら止んでムシムシ・・。人間には不快な蒸し暑い日でもホタルには快適な日に!雨上がりだから曇っているはずなのに、お月様が出ていました。ホタルにとってお月様は、光害です。これは不味い、今日だけは出て欲しくなかったのですが仕方がありません。ホタル達は、光の届かない場所で飛んでいました。昨日より低空飛行でしたね。でも、飛んでいる数は昨日より多かったみたいです。月明かりで足下が見え、散策路を歩くには良かったのですが、姿を見る側としては暗い方がいいのです。今日の観察会、何と私が案内役を務めました。ウォークとは違い、ちょっと勝手が違います。緊張もしましたがホタルに助けられて無事終了。ホタルって幻想的、癒されます。飛んでいる姿を見ていたら皆さん、幸せな気分になられたようです。下手な私の説明も聞いて下さいました。大役が終わりホッとしているところです。