棒道・栗拾いウォーク


神奈川県から歩く仲間が八ヶ岳に来てくれました。湘南藤沢ウォーキング協会の皆さんです。会員数は何と600人以上いらっしゃるとか?人数を聞いてビックリしました。昨日は清里を歩かれたそうですが私はご一緒できませんでした。本日、棒道なので集合時間に何とか間に合いました。


三分一湧水から出発です。八ヶ岳歩こう会先頭は平井さんです。足も軽やかに笑顔でスタート!


後に続く皆さんもとっても楽しそうです。棒道は武田信玄がつくったと言われています。棒道は3本あったと言われていますが、現在残されているのは長坂町から小淵沢にかけてある棒道です。長野側にも棒道はあるのですが途中で分からなくなっています。川中島まで見つけられればいいですね。


棒道橋を渡ると左側には観音様(31番・聖観音坐像)が旅人をお出迎え!棒道には所々に観音様が安置されています。この観音様は武田信玄の時代から300年たった江戸時代の終わり頃に安置されたようです。


八ヶ岳歩こう会の仲間です。道の両脇にはススキが茂っています。昔は何処にでもあった景色ですよね!いまはみんなアスファルトになってしまいました。これから向かうのは女取り湧水です。


女取り湧水の水源です。こちらで少し休憩!


八ヶ岳には名水百選になった湧水が沢山あります。女取り湧水もその一つです。

棒道を100人の人間が歩くと先頭は見えません。ワイワイガヤガヤみんなお喋りに夢中!


火の見櫓に到着!一息ついてから歩き出します。本当はこの場所でお昼にするはずだったのですが皆さん、お腹が空いていないとのことなのでスパティオ小淵沢まで歩くことになりました。お昼は温泉付きのスパティオです。


鉢巻き道路のガードをくぐり、広くなった棒道をしばらく歩きます。


棒道はまだ続いていますが信州側の棒道には行かず小淵沢の馬の道に向かいます。ウッドチップがひいてある足に優しい道なんですよ。


左のフェンスは小淵沢カントリーのフェンスです。別荘が建ち並ぶ砂利道を少し歩きます。


足元の葉が紅葉し始めていました。


アレッ何をしているんでしょう?実は山栗がたくさん落ちていたんです。早速拾っていました。


先頭は馬の道入口で待っています。急いで歩いて行かなくては!


馬の道に入って間もなく栗拾いが始まってしまいました。「アッ此処にたくさんあるわよ~ アラッここにも、あそこにも、ね~誰かビニールを持っている人はいない?・・・・」それで私は本日のウォーク名をこう付けました。棒道・栗拾いウォーク


ウォーク中断!皆さん栗のトゲに刺さらないように上手に中身を取り出しています。「こんなに沢山あるのに此方の人はどうして拾わないの?」それは、栗が沢山ありすぎて飽きてしまったのかも知れません。昔は食べ物が少なかったので実のなる木を植えたんでしょうが、今は美味しい食べ物があふれているから面倒な栗は振り向かれなくなってしまったのかも?


何しろ拾いきれないほどの栗が落ちていますから皆さん必死で拾います。今回のウォークは山の幸のお土産付きですよ。


栗のトゲに刺さらないように足で上手にむいています。ウォーク用の手袋が軍手がわりです。


八ヶ岳歩こう会の役員さんと湘南藤沢ウォーキング協会の役員さんが声を掛けます。「お~~い、もうそろそろ終わりにして行きましょう。」「は~~い、分かりました。」といいながら・・・まだ手は栗を拾っていますよ。


なかなか諦めきれないご婦人方はまだ拾っています。


こちらのご婦人もまだ拾っています。


時間が沢山あれば栗拾いはまだ続いていたことでしょう?リュックの中には栗が、今日の戦利品になるのでしょうか。拾えた皆さん、良かったですね!


林の中を森林浴しながら出口まで歩いていきます。


横断歩道を渡ると町営の温泉があります。「スパティオ延命の湯」疲れた身体に温泉はご馳走です。


100人近い方を写真に収めるのは大変なので半分に分けて撮りました。でも、後ろの方はお顔が分からないかも?


右側半分の方々です。皆さん歩くことが大好きな方々ばかりです。来年もお会いできるとのことなので楽しみにしております。
これで八ヶ岳歩こう会と湘南藤沢ウォーキング協会との親睦ウォークリポートを終わります。現代は便利になって歩くことが少なくなりました。健康のために八ヶ岳に歩きに来ませんか?八ヶ岳歩こう会の仲間がご一緒します