お正月飾り

2005/12/28 (水)晴れ
鏡もち、しめ縄、門松。鏡もちの由来は、平たくて丸く、当時重宝がられた鏡に似ているからという説があるそうです。鏡もちの飾りはそれぞれ意味があり、裏白や長寿と夫婦円満、ゆずり葉は「家系が絶えない」、昆布は「よろこぶ」に通じ、橙は「代々栄える」のシンボル。お正月用の餅つきは28日までに済ませるのが習わしです。29日の9を“苦”になぞらえ、「苦をつく」からと避けたようです。どのお正月飾りも26日~28日までに飾りましょう。29日は、避けた方がいいです。31日に飾るのは神様に迎えるのに失礼な「一夜飾り」とされます。30日も旧暦では大晦日にあたるので31日と同じ意味で×です。しめ縄は、神を向える正常な場所を表すしるしなのです。お正月は、家を清めてそこに年神様を迎えるため、門前や玄関前にこのしめ縄を張るようになりました。門松は、1対は雌松と雄松からなり、葉が短くて細いのが雌松。これを向って右に飾るのが決まりです。この門松も29日に飾ると「苦松」=「苦が待つ」となり縁起がよくないといわれます。