2009年10月11日(日)晴れ
美味しい北杜市のお米
山梨県北杜市のお米、梨北米は、日本穀物検定協会が毎年、公表している全国の米の食味ランキングにおいて平成20年産米127産地銘柄の中で峡北産コシヒカリ(梨北米コシヒカリ)が最も評価の高い『特A』を4年連続受賞。
機械乾燥が主流になった現在でも、八ヶ岳南麓の農家では天日干しを続けています。
大変な作業ですが、天日干しのお米は美味しいから続けていらっしゃるそうです。
刈り取られた稲の葉や茎はまだ生きていて、葉は光合成を続けています。
そして、稲は最後の力を振り絞って、葉や茎に残った養分を、もみ(米粒)へ送ります。
天日干しの場合、機械乾燥に比べてゆっくりと水分が低下するそうです。
そして米の表面の「のり層」を壊すことなく、乾燥させることができるとか!?
この「のり層」には旨みの成分が含まれていて、これを残すことが、美味しさにつながるようです。
二人の女性は、落ち穂拾いをしています。大事なお米だから一粒でも無駄には出来ません。
手には一本、二本、三本と拾っていく内、束のようになっていく。
農業の機械化が進み、コンバインで稲の刈り取りと脱穀を行います。
その後、大きな乾燥機でモミを乾燥させるライスセンターや、モミを乾燥。
出荷まで保管ができるカントリーエレベーターという施設に運ばれるのが主流に。
手を掛け、天日干しをすればお米はとても美味しくなるのです。
農家の皆さんに感謝し、ご飯を頂くことにします。