お部屋のノート

ZOOMではお部屋ごとに想い出ノートを置いてあります。泊まって下さったお客様が自由に書いているようです。このノートは、オープンから続いてテーブルの引き出しの中に入っています。ノートがいっぱいになっていて新しいノートをお願いされたこともあります。ノートの中には自分が食べたお料理の絵や説明まで入っていることも・・。全員が書いて下さるわけではありませんが嬉しく読ませて頂いています。ところが読めないこともあるのです。それは日本語でないから(汗)。先週から今週に書けて中国からのお客様が泊まって下さいました。帰り際にノートに書いておきましたとのこと。開いてみると漢字がノートいっぱいに書かれていました。そうですよね、ひらがなと漢字を日本人は使いますが中国の皆さんは漢字ですもの。はたと困って今週泊まっていらっしゃる通訳さんにお願いをしました。快く引き受けて下さった通訳さんはノートにお二人の感想文を日本語に訳してくれました。中国語のお礼は謝謝(シェイシェイ)で良いのかな?内容は→「窓の外を遙か遠く八ヶ岳の起伏が連綿と果てしなく広がる。最も高いところには白い雪が点々とし、何と雄大な眺めだろう。秋の早朝の光は赤や緑の木々の葉を通して木陰の道をキラキラ輝かせる。ただ小鳥と犬の吠える声、静寂で平和だ。遙か向こうに富士がうっすらとシルエットで浮かび上がらせる。高いところには雲がかかっている。秋のひと雨が過ぎると空気はことの他清々しい。木々の香りをまき散らす。深く息を吸って心が洗われる。夜の小淵沢はただひっそりと静寂。虫の鳴く声と時折、車の走る音のみ。半円形の月は高く空に掛かり優しくこの山村を見守っている。小淵沢!この地の桃源郷!!」…泊まって下さった日は比較的暖かかったですから富士山も霞んでいました。でも日本に来て富士山をご覧になっていなかったので喜んで下さいました。後、この文面で八ヶ岳の名前が出ていますが、たぶん南アルプスを八ヶ岳だと思われたのでしょう?お部屋からは八ヶ岳は見えません。八ヶ岳は北側です。洗面所からは八ヶ岳が見えます。もうひとかたは、通訳さんと一緒に来られた中国のお客様です。「朝、6時30分頃窓から遠いところを見ると富士山が雲海に浮かんでいるようでした。とても綺麗です。その時私は、6年前富士山を登ったことを思い出しました。近くを見ると雲が自分の周囲を囲んでいる。自分は雲の上で立っているみたいです。“仙境”と言うところですね。このような風景は中国東北地区平野からの私にとって全然見たことがなかった。ZOOMは家みたいね。」…このお客様は日本に少し住んでいたことがあり一寸だけ日本語が話せました。ご宿泊された日は雨上がりで夕方には赤富士を見ることも出来、翌日もお天気がよかったので雲海の山々をお部屋から見ることが出来ました。以上お二人の感想を通訳さんにお願いして訳して頂きました。

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