一人旅

この連休を利用して中学生のお子さんが一人で泊まっています。お母さんから電話がありまして「息子を一人で旅行に出します。一人でも泊めて頂けますか?」私は、「ご両親が承知の上での旅行ならお引き受け致しますよ」と答えました。きちんと予定を立てているらしく到着時間も分かっていました。16:48着、小淵沢駅にお迎えに行きました。礼儀正しくしっかりした中学三年生の少年でした。話しかけてもきちんとした返事が返ってきます。爽やかな笑顔、これからが楽しみな少年です。暫くぶりに何だか嬉しくなりました。ご両親の姿が浮かびます。きっとお互い信頼しあっているご家族なんでしょうね?この連休何処に行かれるのかお聞きしました。美術館巡りをするそうです。明日の予定を聞くと・・清春白樺美術館に行きたいとのこと。ただ行くのにも交通の便が良くないので困っているとも・・。そうなんですよね、こちらはバスの本数も少ないですし場所によってはタクシーを利用しなくては行けないところも出てきます。明日は連休ですが朝なら送って行かれそうです。私が母親代わりに車で送ってあげることにしました。その時に見せた嬉しそうな笑顔。その笑顔に私も嬉しくなってしまいました。初めての一人旅ですからドキドキしていることでしょう?大人になっても記憶に残るような良い旅になるといいですね。お子さんが夕食を召し上がっている時、お家から電話がありました。オーナーが電話にでてお子さんに受話器を渡しました。・・話は直ぐ終わりました。そして又ベルの音、連休前だから電話が鳴るんだと思い私が取るとお家からでした。声はお父さん、丁寧な挨拶の後に「子供が直ぐに電話を切ってしまった。自分はペンションの人に挨拶をしたかった。初めて子供一人で外に旅行をさせたのでヨロシクお願いしますとのこと。」どこの親でも同じだと思いますが子供より親の方が気を遣っているのかも知れないですね(笑)。明日のお宿にもきっと電話をかけることでしょう?家に戻るまで心配して元気な顔を見れば安心する。親って子供が親離れをしても心配するものです。子離れできない親も多いとか。。。そういう私も人のことを言えません(爆)。

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