2006/04/03 (月)晴れ
先日、友人から右の写真の雑誌、山梨県政便り「ふれあいvol.7(H18.1.1) 」を頂きました。この中に「特集 皆さんの声を聞かせて下さい」(2MB)。一番下になります。「やまなしの木」の話が載っていました。この話は、もう3年前になりますが私宛に岩手県の校長先生から一通のメールを頂いたことから始まります。その内容は、ウォークの時のレポートに書いてあります。八ヶ岳 野辺山高原 「やまなしの木」ウォーク 2004年5月7日 その2です。昨年、その「やまなしの木」に異変が起こったそうです。メールマガジンに載っていました。「ヤマナシの木」に異変が起きたのが今年(2005年)の6月ごろです。5月に例年通り白いきれいな花を咲かせた後、6月頃に突然木の葉っぱが黄色く変色し始めました。村当局もこの「ヤマナシの木」が有名で多くの人が見に来られることに注目し始めたところだったので急いで樹木医に診断を依頼してくれました。そしてその診断の結果は発見が早かったこともあって、中程度の重症ですんだのです。一番いけないのは根の回りがアスファルトで固められ、水が地下に、つまり根に届きにくいことです。人が足元を歩いて踏み固めることもよくないようです。とにあえず、今は木の回りに柵をめぐらし、人が根に出来るだけ近づかないようにすると共に、折れた枝やめくれた皮の部分の手当てを施すために木の幹や枝は包帯のようなもので、ぐるぐる巻きにされています。見るも痛々しい感じです。従って来年の春は例年通りきれいな花が咲くかどうかはわかりません。寂しいですが、それも仕方ありませんね。そしてもっと重要なことは今の対策は「対処療法的なものであって、根本的な対策ではない」という樹木医の見解です。根本的な対策は人も車も根の近くに近づけないことと根の回りのアスファルトをはがして雨水が地下に浸透しやすくすることです。そのためには今ある道を大きく迂回させる必要があるということです。村当局はすぐ近くの畑の持ち主の方に必要な土地を譲ってもらえるように交渉をしているところです。その交渉の行方を見守りつつ、ヤマナシの木の再生を願わずにはおられません。250年以上生きてきた木なので来年は無理としてもその先ずっときれいな白い花を私たちに見せて欲しいものです。今年の5月に咲いてくれるのでしょうか?この県政便りの話を暫くぶりに岩手県の先生にご連絡。お返事を頂けて何だか嬉しかったです。校長先生も後一年で定年をお迎えになるそうです。現役の内一度、お会いしたいですね。…つづき… お客様がサクラの写真を撮るためにご宿泊下さったけれど、今年は、まだ早かったようです。春になり、野山の山野草が咲き始めています。とても楽しみな季節がやってきました。
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