私達は、連泊のお客様に美味しいお店を良く聞かれます。遊びにお出掛けになったとき、お昼を何処かで食べなくてはいけないからです。ペンションでは夕食と朝食はご用意しますが、基本的には、お昼はお出ししません。チェックアウト後、10時から3時までの時間は結構忙しい。お客様がお帰りになった後の時間はノンビリしているわけではないのです。チェックインするまでの数時間にお掃除や買い物、夕食の支度など忙しく働いています。ご宿泊のお客様のお昼をご用意するとなると私達だけでは無理があります。人を雇わないとお昼までは出来ません。スタッフが居れば昼食も作ることも出来るでしょうが夫婦二人で営業しているZOOMはちょっと無理ですね。だからお客様にお店を聞かれた時にお答えできるようにしています。食べることは大好きです。誰が食いしん坊か?もうお分かりですね。(笑) 食べ歩きに載せては居ませんが新しいお店の開拓もしています。食べ物は好みがあるので難しい。何でもかんでも載せていません。私達が好きなお店を載せています。私は何でも頂きますが和食が好きなオーナー。洋食を食べに行くのは女性友達と行くことが多いですね。和食のお店は主人と時間を見つけて食べに行きます。今日のお店は、昨年紹介したことがある「雅」(みやび)さんです。お蕎麦は以前から手作りで出していたのですが、お蕎麦が売り切れたときに困ってしまったそうです。お蕎麦を打つのって結構大変らしく一日に打つ量は決まっているそうです。日本人は麺類が大好き。打ったお蕎麦が無くなったと言って直ぐにお店を閉めるわけには行きません。それなら郷土料理の「冷たいほうとう」を出したらどうかと言うことになったそうです。写真は、「おざら」です。温かいお汁につけて頂く。とても美味しい。本当の「おざら」は、「ほうとう」の麺ですが「雅」さんの「おざら」は、「稲庭うどん」のような食感です。麺は、知り合いにお願いして作って頂いているそうです。お蕎麦とうどんの両方を打つとなると大変ですものね、お客様が喜んで頂くことが大切です。「山梨の郷土料理・ほうとう」は、食べたことのある方なら分かるはずですが冷麺には向かないかも知れません。寒い時に野菜と一緒に煮込んだ味噌味ほうとう。結構「山梨のほうとう」は、もったりしていますよね?「雅」さんの「おざら」は、のどごしが良くて美味しい。お店では常連さんが通ってこられるようです。飲んだ後の「おざら」が大人気。お酒の後に注文される方も多いとか・・。暑くて食欲がないときに良いかも知れませんよ。昨年からメニューに加わり人気上昇中!値段は、700円也。今年の夏も注文殺到かな? 食彩工房「雅」0551-36-2072 小淵沢駅より歩いて3分、2004年の春にオープンしたお店です。建物は大正時代に建てた家で築80年とご主人のお話。玄関を入ると昔懐かしいオモチャがテーブルに!レトロな時計やタンス、オルガンが置いてあって何だか嬉しくなります。皆さんも一度は行かれてみては如何でしょうか?ZOOMの食べ歩きに載せますが一足先に私がお知らせしました。暫くぶりに「きママな写真館」をアップしました。