2001年7月15日「川俣渓谷の小径・観察会」・その2
八ヶ岳ふれあいセンターから川俣渓谷の小径に行く間には自然の花達が出迎えてくれました。隣り合わせにシモツケとシモツケソウが咲いていたり・・。エゾスズランも珍しかった。ウツボグサの色がとても綺麗、カラマツソウも名前のいわれが形を見ると納得します。皆さんサルナシの実を食べたことがありますか?キィーウィーの原木と言われているそうです。食べてみると、あの味、甘くて美味しい♪秋になると実がなります。間違って触っていけないのがウルシです。タラの芽に似ているので気を付けましょう。触ったらかぶれますし、食べたら彼方此方が痒くなりますので注意しましょう。林の中を歩いていたら、立ち枯れした木にたくさんの穴が空いていました。穴の大きさからコゲラ穴と判明。いろんな木が沢山ありますが、リョウブの木肌とナツツバキの木肌と似ているのです(ナツツバキの花は散って下にたくさん落ちていました、残念!。)ヤブレガサとヤグルマソウの葉が似ていますね、コウモリソウの名前が面白かったです。葉の形で結構想像できるもんですね。マイズルソウもツルが舞うように見えるからとか・・・。皆さんお回りにはどんな植物が咲いていますか?足元を見ながら歩いてみたら面白いかも知れませんよ!
シモツケ(木) シモツケソウ(草) ウツボグサ
ヤマオダマキ エゾスズラン チダケサシ
カラマツソウ リョウブの花 サルナシ
マユミ ノリウツギ ウルシ
リョウブの木 ヤマブドウのツル コゲラが開けた穴
ナツツバキ ヤマアジサイ ヤブレガサ
コウモリソウ ウバユリ ヤグルマソウ
ウバユリのこども マイズルソウ ミヤコ笹

そうそう、ミヤコ笹の説明を忘れていました。笹の表面に白く筋のようになっているのが分かりますか?これは蛾の幼虫(コチャバナセセリ)が食べた後だそうです、それも柔らかい新芽の時食べられて模様のようになってしまうそうです。それともう一つ、ミヤコ笹のお茶はとても美味しいそうですよ!会員の中に詳しい方がいらっしゃったので次回お会いしたときにでも作り方を教えてもらいますね。

自然観察会が終わって時間を見ると・・お昼でした。折角ですから野辺山へ車を走らせ飯盛山へニッコウキスゲを見に行きました。次のページです、良かったら見て下さい。お天気も良く夏雲がぽっかり浮かんで観察日和です。

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