イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
2002年1月22日 自然観察会・鹿ウォッチング・その1
八ヶ岳自然クラブの自然観察会が有りました。昨年はスノーシューをはいて勉強したのですが今年は雪が少ないので長靴で林の中に入ります。簡単な説明の後目的地へ
雪の中から獣の足跡を探します。今年は雪が少ないので鹿の姿は少ないようです。まだ山の中に餌があるのでしょう?途中休憩をかねて説明が行われました。
観察会終了後のミーティングです。「八ヶ岳自然クラブでは、八ヶ岳南麓4ヶ町村にどのような野生鳥獣がすんでいるかを調査することに・・。」会員が協力して参考資料が出来ると良いですね。
自然観察会の鹿ウオッチング大成功!
こちらで休憩中に・・なんと下の斜面を走っていく鹿の群に会いました。あ〜〜!早い、もう走り去ってしまったとガックリしていたら何と、おまけがありました。別のグループでしょうか?数頭の鹿が目の前を走ってくれたのです。みんな大喜び!今回は写真を撮る余裕はありませんでした。
写真がないと寂しいので以前の写真をお見せします。
私がポレポレクラブのイベントで写したものです。
目の前を走り去った鹿を想像して下さい。
平成13年2月4日(日)撮影成功!ニホンジカです。左側は雌鹿、右側は雄鹿です。
講師の大作さんが手で鹿の角について説明をしています。(大作さんの指が一本、二本、三本、四本、)角を見れば鹿の年齢が分かるそうです。ここで鹿の角についてお話をしましょう。
シカの角は毎年4〜5月頃に角座(角のつけ根)から脱角し、はえかわります。はじめは、柔らかい皮をかぶった袋角(ふくろづの)が生えます。触れるとあたたかく、血液が流れているのがよくわかります。4〜6カ月ほどで伸びきると、血行が止まり表面のひふが破れてかたい骨質の角となります。(骨化現象)メスは一生角がなく、オスも生後一年間は無角です。満一歳で叉角(さかく)二尖となり、満三歳で三尖、満四歳以上になると三叉四尖(三つの枝分れ、四本の切っ先)になり、壮齢のオスジカとなります。夏と冬では毛の色がかわります。夏は茶色が強く冬は灰色が強くなります。角はオスだけがもっています。毎年春になると根もとからとれて、はえ変わります。角の枝分かれをよく見てみましょう。これが多いほど、そのシカは年をとっているのです。赤ちゃんの時には、体に白いはん点があります。余談ですが一緒に参加をしていた方で角について教えてくれたことがあります。ニホンジカには見られないがエゾジカには角が5本になっている個体もいるそうです。
ニホンジカ(ホンシュウジカ)…哺乳類・偶蹄目・シカ科・シカ属・草食・体長は90〜200cm位・体重は40〜120kg位です。
鹿の雌には角がありません。人間の場合、怒らせると角が時々出るようです(笑)。男性諸君、奥方様を大切にして怒らせないように気を付けましょう!
鹿の足跡です。
鹿が牧場に草を食べに来たとき有刺鉄線に体の毛が付いたものです。
松の木です。鹿が角を研いだ跡です。かなり鋭いですね。
鹿の糞です。誰ですか?甘納豆みたいで美味しそうなんて言っている方は・・。
この木は鹿に皮を食べられてしまいました。幹の皮をひとまわり食べられているので枯れてしまうかも知れません。大丈夫かも知れません?
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