2002年5月22日 小淵沢〜蓼科(大門峠)〜霧ヶ峰(ビーナスライン)〜美ヶ原高原 |
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こちらは女神湖です。女神湖の旧湿原は、極地に存在するツンドラが残ったもので、この浮島は、その名残をとどめています。氷河期に南下した植物が、この地に定着し霧ヶ峰の七島八島などと同じような景観であったところを貯水し、湖にしたものです。 |
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気持ちよさそうに鴨ちゃん、泳いでいました。 |
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座禅草もこのようになると、何の植物か分からなくなってしまいますね。分布は本州、中部以北、日本海側、北海道などです。この女神湖のような大群落は数少なく、貴重なものです。花期は四月上旬です。 |
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ヤグルマソウだと思うのですが、葉が緑色ではないですね〜。この間、八ヶ岳歩こう会で三味線滝をウォーキングした時にも見かけました。 |
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こちらは標高1630mの八島湿原です。昭和14年に国の天然記念物に指定され、さらに国定公園内の特別保護地区になっているそうです。日本の高層湿原南限で、ミズゴケ泥炭層がおよそ8mにも達し、その生育は1年に1mmほどということで、約1万2000年をかけてできた学術的にも貴重な湿原です。この一体はシベリアに似た大陸的な気候で230種を越える亜高山植物が生息する花の宝庫のようです。咲いている時に、もう一度来たいですね。一周回るのに約一時間半ほど、花が咲いていないので一寸寂しい気もしますが仕方有りません、散策を楽しむことに致しましょう。6月頃から花が咲き始めるそうです。湿原には三つの池があります。八島ヶ池(大小の島があることから「七島八島池」とも呼ばれている。)鬼ヶ泉水(二つの池の真ん中にある池)鎌ヶ池(ここから流れ出る水は、八島ヶ池からの流出水と合流して観音沢の源流になるそうです。)木道の近くには芽吹き始めたばかりのズミの木が沢山ありました。皆さんは、湿原に咲く花をいくつご存じですか?まだ葉っぱばかりでしたので写真は撮りましたが、お花がないと寂しいので今回のリポートでは載せません。次回咲いている時に来られたら、花と一緒に載せようと思っています。来月はポレポレクラブのイベントで入笠湿原と大阿原湿原に参ります。湿原に咲く花は同じものもありますので、そちらのイベントでも見ることが出来るでしょう?ここでしか見ることが出来ない花もあるでしょうが、それは次回のお楽しみ♪ |
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カラマツも芽吹き始めたばかりでした。小淵沢の芽吹きはもっと早かったです。八ヶ岳南麓と霧ヶ峰の標高差を感じました。でも色が淡くてカラマツの芽吹きは大好きです。 |
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ヤドリギ(寄生木)・・・他の樹木上に寄生する。常緑の低木。よく成長すると球形になって目だつ。枝は2〜3また状に分かれ、太くて無毛、柔軟で節がある。花は枝先に2〜3個つき、黄色、果実は液果で、熟すと淡黄色で半透明、野鳥とくにキレンジャクに食われて移動し、種子は粘着質のものに包まれているので、糞とともに木の枝につき、やがて根を出して枝に食いこみ、新個体になる。冬に水上へスノーシューに行きました。雪の上に有りましたよ。
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お花のない湿原に、ミツバツチグリとスミレがとても可愛く並んで咲いていました。このお花のお陰で、ちょっぴり幸せ気分になれました、有り難う♪♪ |
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車山高原のスキー場入り口に今にも咲きそうな木がありました。これは何の木でしょう。アオナシ?コナシ?それとも遅咲きのヤマナシなんでしょうか?他の場所で咲いている花と比べてみますと、、、枝振りが違うのです。ヤマナシの木よりもコナシの木は枝が混み合っているんです。ヤマナシの木がアルファベットの〔Y〕なら、コナシは〔W〕かな?花の大きさもヤマナシとコナシでは違います。この木も、後数日で花が咲きそうです。 |
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車山スキー場のリフトの真ん中に「ヤマナシの木」がありました。普通なら邪魔になって切ってしまうのでしょうが、「ヤマナシの木」を挟んでリフトが掛かっていました。ヤマナシの花が今が盛りと咲いていましたよ、青空と「ヤマナシの花」良いでしょう?八ヶ岳、野辺山地区にある「ヤマナシの木」は満開が5月6日〜10日でした。車山の標高は1925m、日本鉄道最高地点のある野辺山高原は標高1375mです。550mの標高差で花の開花が違ってくるのですね。桜前線は有名ですが、この木の場合は「ヤマナシ前線」となります。車山はスキーシーズンに来たことがありません。リフトが何十基もあって愉しめそうです。機会があったら遊びに来たいものです。これで今回のリポートは終わりです。ニッコウキスゲが咲いている時期に来られたらいいなぁ〜。 |
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