イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
2001年11月08日 クリーンウォークと風きりの里・探検ウォーク

今日は八ヶ岳の日です。(イ・イ・ヤ・ツ)正式に認定されております。八ヶ岳歩こう会では毎年記念日にクリーンウォークをします。各自ゴミ袋をもってウォーキング開始です。
「風きりの里、三社参り」をしながら歩きます。昨年の「言葉の学校」でも歩きました。2000年11/15ウォーキングレポートがあります。
余り人が入らない場所なのにゴミは落ちています。
畑の畦道を歩いて次に向かいます。まだ黄葉が残っていて綺麗でしたよ!何といっても歩く道が気持ちいいのです。
昨年もここの神社に参りました。多賀さんが、ふざけてホウバの葉をお面にして皆さんを喜ばせてくれましたね!(今年もやってしまいました!下に写真があります。)
風の三郎社が奉ってある場所です。一番下に説明を入れましたのでご覧下さい。(昨年のリポートを書きました。)
いつもは扉が閉まっているのですが、空いているのでちょっと中を見させて下さいね。
風きりの里、山の裾をぐるりと回ります。何と贅沢なクリーンウォーク!八ヶ岳って良いところが沢山あるんですよ!この景色素敵でしょう。何処か懐かしい風景!歩いてみたくありませんか?
今年もやってしまいました。昨年は1人でしたが今年は3人です。「クイズ・私は誰でしょう?」直ぐに子供になれる大人?それは私です。初参加の女性が仲間入り!
廃校になった学校の体育館に入ってみることに!ちょっと怖いけれどみんなが一緒です。テレビの番組に使えるかも知れませんよ!ちょっとした探検気分!
此方は宿直室?だったのか普通の間取りになっていました。昔の関係者に聞けばわかるかも?こんなに荒れていると気味が悪いもんですね。
この辺グルッと風きりの立派な松が残されています。里の人が考えた知恵です。松が大きいですね、人間が小さく見えます。
ゴミの戦利品をもって帰ってきました。そして解散!お疲れさまでした。

コースで見つけた困ったゴミです。大きすぎて拾えませんでした。

この地域では雨乞いを八ケ岳権現に、晴天を日吉神社に、暴風雨よけを風の三郎社にそれぞれ部落の代表が毎日当番として代参していたといいます。それを三社まいりといいます。またこの地域では防風林のことを「風きり」と呼び習わしていますがこれは八ケ岳から吹き降ろしてくる季節風(八ケ岳おろし)を防ぐ先人の知恵でした。昔は風きりの松1本切っただけで打ち首というくらい、きびしく守られていたそうです。今でも立派な赤松の防風林が残されています。この地域から見える八ケ岳は右に赤岳、左に権現岳と一段と厳しい山容です。特に左に聳える権現岳は昔「風の三郎岳」と呼ばれて、ここから吹降ろす風がものすごかったそうです。そこで「風の三郎社」を祭ったのでしょうね。鎌を板にうちつけてそれを風の吹いてくる方向に立て掛けておくという、こわいような風除けのおまじないもあったといいます。

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