大人の遠足・霧ヶ峰トレッキング その2 2005年7月15日(金) 曇〜晴れ | |
自然指導員の方もビックリ!今世紀最大のニッコウキスゲの大群落 | |
全山、黄色いジュータン?(オレンジかな?)キスゲ色に染まっていました〜〜♪ |
霧ヶ峰姫木平コースの説明 (2005/07/21(木)ロッジ山旅さんの掲示板より) とかく山のコースは入口がわかりにくい。少々詳しく説明しておきましょう。 「エコーバレースキー場へは、大門峠を北下して山アストアを通過、そのすぐ下の大看板にしたがって左折、あとはとにかく道なりにぐいぐいと登ると、突き当たりが未舗装の大駐車場になっている。何百台でも停められる。右手片隅に営業していない白いレストラン。適当なところに停めて、山に向かって左に進むと、やがて林道歩きとなる。それも10分程度で右にハイキングコース入口の道標あり。落葉松の植林地の中、沢沿いに径は続く。やがて前方にニッコウキスゲ咲き乱れる斜面が木間越しに現れ、ひと登りで花園の人となる。右に殿城山の道標をみるところ、行く手に見える霧ヶ峰外輪山の黄色はいよいよ濃い。殿城山は蓼科山から八ヶ岳にかけて前にさえぎるもののない大展望、分岐から5分とかからない。 花の斜面を夢見ごこちで登り、ダケカンバの林を抜ければ約束の丘、わずかで外輪山の縦走路と合流する。右へのんびりと草原の小径を行く。足はのんびりだが、気持ちは高揚する、これこそ文字どおりの黄泉の国かと思えるキスゲの海。圧巻は南の耳まで、それを過ぎると少々群落も寂しくなるが、それ以前を見ているせいで、けっして花が少ないわけでもない。幸運ならば日本の屋根本州中部ならではの大展望に時を忘れる。 北の耳のすぐ先で北東に分かれる尾根に入る(右折する)。「八島へ」の道標があるが、姫木平への道標がないので要注意。行く手に赤い屋根の休憩舎が見える方向(エコーバレーとブランシュ鷹山を分ける尾根)が帰り道。八島方向に入ると車には戻れない。赤い屋根の休憩舎の先が大笹峰。少し下ったところに道標があって右折。気分のいい草原に夏の花咲き乱れ、行く手に日頃見慣れぬ長く延びた八ヶ岳の山脈。落葉松林に入ると林道は近い。林道に出たら右へ。草深い林道は車の往来はない。スキー場の管理道路に出ると砂利道となり、リフトをいくつかくぐる。蓼科山を正面に見ながら下ると林道は二手に分かれるが、右を行く。やがて駐車場の隅にあった白いレストランの建物の脇に出て、花の山旅は終わる。一周約4時間。」 |
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1 | 2 | 3 |
ハナチダケサシ | ノハナショウブ | ハクサンフウロ |
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4 | 5 | 6 |
ニッコウキスゲ | ミズチドリ | ヨツバヒヨドリ |
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7 | 8 | 9 |
カワラマツバ | イブキトラノオ | オオカサモチ |
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10 | 11 | 12 |
オヤマノボクチ | オカトラノオ | カラマツソウ |
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13 | 14 | 15 |
ウツボグサ | ? | ? |
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16 | 17 | 18 |
コウリンカ | ウスユキソウ | コバギボウシ |
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19 | 20 | 21 |
イブキジャコウソウ | キンバイソウ | シュロソウ |
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22 | 23 | 24 |
ヤマオダマキ | ヤマホタルブクロ | マツムシソウ |
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25 | 26 | 27 |
? | テガタチドリ | 蕾のキスゲ、紫? |
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28 | 29 | 30 |
ヤマトキソウ | ヤナギラン | キスゲ、色が変わっている。 |
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1 | ハナチダケサシ(花乳茸刺) ユキノシタ科の多年草。チダケサシの豪華版。チダケサシの名は、チダケと呼ばれるキノコをこの草に刺して持ち歩いたことに由来する。 |
2 | ノハナショウブ(野花菖蒲)山野の草原や湿原に生える多年草。花菖蒲の原種。 |
3 | ハクサンフウロ(白山風露)フウロソウ科フウロソウ属の多年草。花弁に縦筋模様があるのが特徴です。葉は掌状に深く切れ込んでいて、秋には美しく紅葉します。名前は、白山に生える「フウロソウ」に因みます。 |
4 | ニッコウキスゲ(日光黄萓) ユリ科。花の色が黄色く、葉は萓笠を作るカサスゲ(笠萓)に似ているので・・。日光地方に多いということからこの名前になった。 |
5 | ミズチドリ(水千鳥)ラン科。山地や低地の湿地に生える高さ 50 〜 90 センチの多年草です。茎の先に白い花を穂状につけます。花にはよい香りがするので、ジャコウチドリ(麝香千鳥)という別名があります。 |
6 | ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)キク科。ヒヨドリバナの仲間で、葉が3〜5枚輪生することが多い。 |
7 | カワラマツバ(河原松葉)アカネ科。 川原などに生え、葉が松葉のような感じなので(河原松葉)というようです。 |
8 | イブキトラノオ(伊吹虎の尾)タデ科 イブキトラノオ属。草丈 50〜80センチ : 花期 7〜8月 |
9 | オオカサモチ(大傘持)セリ科。山地にはえる大形の多年草。 |
10 | オヤマノボクチ |
11 | オカトラノオ(丘虎尾)サクラソウ科。たくさんの白い花が穂のようにつき、頭を曲げる特徴があります。 |
12 | カラマツソウ(落葉松草)キンポウゲ科 カラマツソウ属。花がカラマツに似ているのでこの名前が付きました。 |
13 | ウツボグサ(靫草)シソ科の多年草。形が矢を入れる靫(うつぼ)に似ていることからウツボグサ(靫草)という。 |
14 | ? |
15 | ? |
16 | コウリンカ(紅輪花)キク科。絶滅危惧II類(VU)…絶滅の危険が増大している種だそうです。 |
17 | ウスユキソウ(薄雪草) キク科。先端の葉や花が白い毛に覆われたところをたとえた名前です。 |
18 | コバギボウシ (小葉擬宝珠)ユリ科。昔の橋の欄干についていた飾りを擬宝珠といい、それに花の形が似ているので。 |
19 | イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)シソ科。名は葉を揉むといい香りがして伊吹山に多いことからついた。 |
20 | キンバイソウ(金梅草)キンポウゲ科。山地から亜高山の草地や林縁などに生える多年草。 |
21 |
シュロソウ(棕櫚草)ユリ科。アオヤギソウの変種、花の色が紫黒色のもの。別名オオシュロソウという。茎の基部に古くなった葉鞘がシュロ状に残るのでこの名がある。 |
22 | ヤマオダマキ(山苧環)キンポウゲ科。 多年草. 苧環の名は、古く、糸を巻きつけた 苧玉(おだま)に似ていることからつけられた。 |
23 | ヤマホタルブクロ(山蛍袋)キキョウ科。ホタルブクロとの違いは、花を支えるガク片に突起物があり反り返って見えるのがホタルブクロ。ヤマホタルブクロにはこの突起物がない。 |
24 | マツムシソウ(松虫草)マツムシソウ科マツムシ属。北海道から九州に分布する多年草。マツムシソウの名前の由来は、マツムシの鳴く頃に咲くからであるとか? |
25 | ? |
26 | テガタチドリ(手形千鳥)ラン科。多肉質の根が掌状になるのでこの名がある。亜高山〜高山の明るい草地に生える。 |
27 | ニッコウキスゲの蕾、蕾の色が他と違う。 |
28 | ヤマトキソウ(山朱鷺草)ラン科。淡い桃色をした花の色が「トキ」に似ているから名が付いたと言われている。 |
29 | ヤナギラン(柳蘭)アカバナ科。細長い葉が柳に似ていて、花がランの花を思わせるところから,このように名付けられました。 |
30 | ニッコウキスゲの花、花の色が変わっている。ムラサキキスゲ? |
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