イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
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入笠山湿原・大阿原湿原ウォーク 2002年6月16日
昨年に続き湿原ウォークを計画しました。昨年はスズランの時期が少し遅かったので今年はウォーキングの時期を早め、スズランの香りが漂う中歩きました。斜面全体がスズランの群生している場所なので美味しい空気と一緒にスズランの香りが体に入ってきます。何と贅沢なウォークでしょう。他の花もこれから咲いてくるのでしょうね?半月早いだけで花の咲き方が違う。昨年のリポートはこちらです。今年は雨が少ない為か、湿原の湧き水が少ないです。大阿原湿原では、サギスゲが終わったのか?それとも水不足で枯れたのか?茶色くなっていたので写真を撮りませんでした。今年は昨年とは違った植物に会えました。半月早く来る事が出来たのでそのお陰かも知れませんね。それでは、リポートをご覧下さい。
可愛いスズランですね。
斜面一面スズランの花
ベニバナイチヤクソウ
スズラン
皆さん大満足でしたよ!
梅雨時で霧が発生!
レンゲツツジが満開!
これからが見頃、ノアヤメ
クリンソウも群生!       

入笠湿原から車で移動、お昼を林の中で食べて休憩後、散策をしました。
入笠山湿原より低い場所に大阿原湿原(標高1810m)があります。こちらの湿原は入笠湿原の倍以上の広さがあります。近年有名になって大勢の観光客の皆様が散策に来られます。こちらに車を止めて入笠山へ登る事も出来ます。その場合、裏登山経由で山頂まで徒歩25分くらいです。
木道の両側に「サギスゲ」が沢山あるのですが今年は綺麗でないです。昨年は真っ白なサギスゲを見る事が出来ました。理由は分かりませんが枯れたようになっていました。今年は、昨年より半月早いのですから終わったのではないはず、どうしたんでしょうか?
テイ沢をず〜〜と下っていくと桜で有名な高遠方面に行かれるそうです。この川は大阿原から流れ出る水です。
林間遊歩道は苔むしていて何だか樹海のような感じです。

オサバグサ
一つ残念な事がありました。この植物は「オサバグサ」です。苔むした場所に咲いていたのですが盗掘された跡がくっきり、見事にザックリえぐられていたのです。クリンソウも花が折られ持ち去られていました。どうしてそんな事をするのでしょう。お家へ持って帰っても育たないと思うのですが?ここにあった方がいいのです。ここに有れば訪れた皆さんが愉しむ事が出来ます。どんな方が持ち帰ったの分かりませんが、盗掘された跡を見て、ちょっと悲しくなりました。そんな人を山で見かけたら注意を呼びかけて下さい。撮って良いのは写真だけです。植物の簡単な説明は一番下にあります。
ヤブジラミ
オドリコソウ
ミツバコンロウソウ
ゴゼンタチバナ
ニリンソウ
ウマノアシタカ(キンポウゲ)
ラショウモンカズラ
サルオガセ(天女の舞)
シロバナヘビイチゴ
ベニバナイチヤクソウ
(紅花一薬草)
イチヤクソウ科、深山から亜高山の腐植に富んだ樹林下に群落をつくる。
スズラン(鈴蘭) ユリ科、山地や高原の草地に生える多年草です。
レンゲツツジ(蓮華躑躅) ツツジ科ツツジ属、日のあたる湿原に生える。
ノアヤメ(野文目) アヤメ科で、ショウブ(菖蒲)サトイモ科とは違います。日当たりの良い山地の草原に生える。アヤメには花(外花被片:垂れ下がる方)の付け根に黄色と紫の虎斑模様(これが文目です)があります。
クリンソウ(九輪草) サクラソウ科、山間部のやや湿ったところに生えています。
サギスゲ(鷺菅) カヤツリグサ科ワタスゲ属、湿原に咲く。ワタスゲに似るが、ワタスゲが小穂が1個つくのに対し、サギスゲは2〜5個つく。また、ワタスゲのように球状にならない。
オサバグサ(筬葉草) ケシ科、山地の針葉樹林帯の薄暗い林床に群落を作る1属1種の多年草。葉の形はシダ類とよく似ており、花がないと、それと気づかないことが多い。
ヤブジラミ(藪虱) セリ科、野や道端に普通に生え、高さ30-70センチ、葉は長さ5-10センチの羽状複葉である。小葉は細かく切れ込み、粗い短毛が密生する。枝先に複散形花序を出し、白色の小さな花をつける。
オドリコソウ(踊り子草) シソ科、東南アジアの温帯に広く分布する多年草で,白または淡紅紫色の花をつけます。花の形が,笠をかぶった踊り子の姿を思わせることからつけられた名前です。
ミツバコンロウソウ(崑崙草) アブラナ科、やや湿り気のある明るい雑木林の下などに見ることのできる多年生草本植物。
ゴゼンタチバナ(御前橘) ミズキ科、名の「御前」は加賀の白山の主峰御前峰(ごぜんがみね)のこと。「橘」は葉と実がカラタチバナと似ていることからきた。亜高山帯の針葉樹林の林床や縁で群落をつくり、また高山帯のハイマツの縁でも見かける。
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科、湿った場所に群生。1茎に1輪の花をつけるのをイチリンソウと呼び、1茎に2輪の花をつけるこの草をニリンソウと呼ぶ。
ウマノアシガタ
(キンポウゲ)(駒の脚形)(金鳳花)
キンポウゲ科、日当たりの良い草地に生える。一般に「キンポウゲ」と呼ばれるようですが,ウマノアシガタの八重咲きのものがキンポウゲだそうです。
ラショウモンカズラ
(羅生門蔓)
シソ科、名は花冠を京都の羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えたものといわれる。山地のやや明るい林内に生えている。
サルオガセ
(猿麻ガセ(木へんに峠のつくり)
樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣。全長0.2〜1m、外観はとろろ昆布に似る。山地に見られ、多くは針葉樹に付着、互いにからまりあって群生、淡緑色で、分枝して細く、老成部に多数の輪状紋をもつ。「サルオガセ」という名前は、かなり昔から使われていたようです。
シロバナヘビイチゴ
(白花蛇苺)
バラ科、車道の路肩など、日当たりのよい所に多く。高さ10〜20cmで、径2cm前後の白い花を付ける。実は赤く熟すと甘くなり、食用になる。
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