「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
定例観察会・夏鳥の観察 2005年5月18日(水) 曇り 八ヶ岳自然クラブ
今日のガイドは会員の山路さんです。私、個人的に山路さんの野鳥観察会が好きです。昨年海ノ口で冬鳥の観察会が有りました。その時に鳥のことが良く分からない私にとって説明が分かりやすく山路さんのファンになりました。(笑)
2004年11月27日のレポートです。
山路さんから夏鳥、旅鳥、留鳥の違いについて説明がありました。素人に分かりやすくイラスト入りです。
紙芝居を見ているようで説明が苦になりません。
葉が生い茂り、野鳥観察をするには鳥を見つけにくく問題もありますが囀る声を聞きながら声のバードウォッチングを楽しみました。
イカルの澄んだ声が何度か聞こえました。野鳥のイラストで特徴を説明しているところです。イカルの声は我が家の野鳥レストランにも良く来ますから美声は知っています。来てくれている鳥だけは分かるようになりました。今日の観察会でも他の鳥と聞き分けられましたよ。
木に穴を開けられる鳥は少ないです。アカゲラなどが開けた穴を他の鳥達が自分たちのサイズに直して再利用しています。何て素晴らしいことでしょう。
ゴジュウカラはアカゲラなどの巣穴をリフォームして使用しています。
写真を見せて説明中。ゴジュウカラは、他の鳥とは違い、幹を垂直に登ったり、横枝の下部を歩いたりと、自由自在に動き回れるのです。
秘密兵器を出しました。特別な本があります。この本のバーコードに機会を当てると何と指定した鳥の鳴き声がする筈なんですが・・電池切れで今日は活躍できず!前回は聞かせて貰いました。
この付近はサンコウチョウを良く見かける場所です。さえずりは、「チュイリィ・ホイホイホイ」と聞こえるのが特徴です。夏鳥として飛来するが、低山の常緑広葉樹などの暗い森を好む。巣作りに必要な条件が揃っている場所にいるそうです。最後に「・・・ホイホイホイ」と鳴く鳥は他には居ない。みんなで説明を受けているときは声はしなかったのですが・・
植物の写真を撮っていた私は少し皆さんと離れてしまった。そうしたら・・嬉しいご褒美が有ったのです。私と一緒にいた女性も聞きましたよ、「・・・ホイ、ホイ、ホイ・・」「・・・ホイ、ホイ、ホイ・・」「・・・ホイ、ホイ、ホイ・・」「・・・ホイ、ホイ、ホイ・・」思わず二人で笑顔♪
皆さんに追いついたときは、山路さんから「皆さんは巣から落ちたヒナを見たらどうしますか?ヒナを見つけても拾わないで下さい。」と言われました。

野鳥の雛を拾わないでください。雛を助けたつもりでも最終的に野生に戻すことが出来なく結果的に助けたことになりません。 また親鳥は近くで見ていますからそのままにしておいた方が良いのです。
今日の野鳥観察会は多くの声を聞くことが出来ましたし、写真には納めることは出来なかったけれど初めてコルリを目の前で見ることが出来嬉しかったです。サンコウチョウの声を聞くことも出来、十分満足できた観察会となりました。今日、声や姿を見ることが出来た鳥は、オオルリ、コルリ、キビタキ、クロツグミ、サンショウクイ、ウグイス、カルガモ 、アカゲラ、アオゲラ、ヒヨドリ、 ホオジロ、メジロ、イカル、カワラヒワ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、 エナガ、ハシボソガラス、サンコウチョウでした。今までで一番楽しい観察会となりました。
八ヶ岳自然クラブ編へ

▲▲きママなウォーキングへ戻る