八ヶ岳自然クラブの観察会&ハイキング 2002年7月4日その2
三ツ頭登山口→三味線滝→観音平(昼食)→ひかり苔見学→大平林道→三ツ頭登山口
ひかり苔を見学後、林道の中を抜けると広い防火帯に出ました。広いのは良いのですが、遮るものが何もないので太陽をもろに受けてしまいます。汗が噴き出してきました。日差しを避けて端を歩くことにしたほどです。暫く下ると大平林道に出ました。林道は蒸し暑かった!途中で「ウグイスカグラの実」を食べました。甘かった!
大平林道入口には「名称・鐘掛け松」が有ります。いわれのある松らしいです。
「長坂のむかし話」の本より。

「鐘掛け松」というのは、江戸時代からこのあたりに入会地を持っていた南新居、白井沢、小荒間地区の人々が入会地の山火事防止のために、火の見やぐらのかわりに松の木に鐘をつるしたことから、こう呼ばれるようになった。
八ヶ岳登山のときには集合場所や休憩場所として使われ、地域の人々にとっては懐かしい木である。今では枯れてしまい大きな切り株を残すだけになってしまった。切り株の近くには、三地区の人々によって文化7年に建てられた馬頭観音が建っている。現在でも」この地区の人々は入会地見回りのために交代でここまでやてくる。

今でこそ必要でなくなった松かも知れませんが、長坂町の皆さんが、今でも大切にされているんですね。

本日のコースで出会った植物
トリアシショウマ ヤマオダマキ
赤いヤグルマソウ
クマシデ オタカラコウ
ヤマルリソウ
イワニガナ ヤブレガサの花
ノギラン
タイム? ウグイスカグラの実(甘かった!)
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