「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
八ヶ岳自然クラブの定例観察会(冬鳥の観察) 2005年1月4日(火)晴れ
こちらは「八ヶ岳自然ふれあいセンター」です。今日の観察会は、キープ協会内の観察路を歩いて冬鳥の観察を行いました。学校もまだ休みですから小学生や中学生の若い参加者もいらっしゃいました。昨年末に降った雪があり、アニマルウォッチングも出来ました。野鳥の数は少なかったですが雪に残った足跡を見ることが出来て楽しかったです。
狐の足跡と思われます。狐は真っ直ぐに歩きます。獲物に近づくのには気づかれないように内股でソロッと歩くそうです。
今日の講師は、自然クラブ代表の齋藤さんです。標高の高い場所にはヒガラやコガラが多く、里にはシジュウカラやヤマガラが多いそうです。そう言えば我が家の庭にはシジュウカラやヤマガラが良く来ます。途中でハシブトガラスが鳴いていた。山の中でカラスが鳴いているときは注意。鳴いている場所に行くと死骸があったり、カラスの苦手なフクロウなどが居る場合も・・。
誰の落とし物?獣の糞です。鹿ではないようです。
だいぶ前のウサギの足跡です。ウサギは前足が短いので後ろ足が飛んだ後足跡が二つ並びます。。左の写真をご覧下さい。進んだ方向は右下です。ウサギがどの方向に進んだか足跡で調べると面白いですよ。移動の仕方は人間が跳び箱を跳ぶ動作に似ています。
雲多いですがお天気に恵まれ野鳥観察には良い日だと思ったのですが野鳥の姿は少なかったですね。右の柵の中に獣の足跡が幾つか有りました。下の写真です。
テンの足跡みたいです。
これは狐のようです。
キープの農場で試験的に飼っているダチョウです。ダチョウって暑い場所に居る動物だと思っていました。雪の中にいるダチョウって不思議では?
ネズミの足跡らしい?
ホオジロが雪の中を歩いていました。他には、ハクセキレイ、オナガ、ツグミ、コガラ、ハシブトガラス、シジュウカラなどを見ることが出来ました。この付近にはハクセキレイが 増えているそうです。キセキレイは環境の悪いところには住めないので減少傾向でハクセキレイや セグロセキレイは環境の悪いところでも住めるので増えているのでしょう。セグロセキレイやハクセキレイは、コンクリートが好きとか・・。自然界にいる野鳥は写すのが大変です。ちょっとぼけていますが、やっと撮れた一枚です。
鹿の足跡です。鹿の足跡は八ヶ岳では珍しくありません。林道を歩くと見つけることが出来ます。時々、鹿の群れに遭遇することもあります。
可愛い足跡ではありませんか?イタチらしいのです。
あれ?この足跡は何だったのでしょう?足跡を付けた動物に遇いたいものです。
出発してから2時間ほどキープ協会内の観察路を歩いて野鳥観察をしました。今日は野鳥より雪の中に残っている足跡の観察会のようでした。次回は1月14日〜15日の宿泊付きのテンの研修会、2月14日(月)に川俣川林道でアニマルトラッキング。自然クラブ副代表の大作さんに講師をして頂く予定です。
八ヶ岳自然クラブ編へ

▲▲きママなウォーキングへ戻る