イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
今月、八ヶ岳自然クラブでは自然学習会を長坂町のオオムラサキセンターで行いました。
中にはいると昆虫好きには喜ばれそうな展示物が沢山ありました。(ここからの写真撮影は自然クラブ会員の伊澤昭子さんにお願いをしました)
館内はこのようになっています。
学習会に参加される皆さんです。
長坂町立オオムラサキセンターの跡部さんです。こちらの副館長をなさっています。今日の講師として国蝶オオムラサキとオオムラサキセンターの周辺の自然について学習会が始まりました。
スライドを使い葉の説明です。エサとなるエノキには2種類あり左側は「本エノキ」で右側は「えぞヒノキ」です。
生態系の説明中?
場所を隣の「ビバリウム」に移し学習会を続けます。こちらでは生態観察を実際に目で見ることが出来ます。
オオムラサキの一生を説明して頂いているところです。オオムラサキは7月〜8月にかけて産卵脱皮を4回するそうです。数え方も「1れい、2れい、3れい、4れい」と数えます。角は、2れいの時出来る。幼虫になってから越冬する。
中を歩いて観察しました。オオムラサキですが、北に行くに連れて体が黄色っぽくなり南に行くと白っぽくなるそうですよ。太陽光線に当たると紫が濃くなる。だから私がこちらで撮った「オオムラサキ」写真は紫が濃いのですね。
オオムラサキの幼虫です。餌のエノキは「本エノキ」と「えぞエノキ」がある。オオムラサキの天敵…蟻(蟻の大好物である「エノホワタアブラムシ」が増えると蟻が食べに沢山やってくることになる。そうすると幼虫がやられてしまう。)オオムラサキは近眼だそうです。葉っぱを見分けられるのには理由があった。足?手?の先に特殊なカン(管?)が有って葉っぱを見分けられる。そして葉っぱが落ちることには、下に降りて草むらで越冬するのです。葉っぱが落ちる温度は、5度(最低温度)凄い能力を持っている。
キアゲハの幼虫
オオムラサキです。成虫はコナラなどの樹液を飲む。樹液は傷が付かないとでない。オオムラサキは自分では傷を付けられないので「カマキリ」や「蛾」が傷を付けてくれた所へ行って樹液を飲む。チョウチョを「○頭、○頭・・」と数えるのは正しくない。「○匹、○匹・・」と数える。
説明が終わり挨拶をしているところ?オオムラサキはヨーロッパにはいない。アジアだけにいる。何故国蝶になったのか?
オオクワガタ
館内です。
八ヶ岳南麓の蝶が展示されています。
オオムラサキの一生が解りやすく図解によって説明されています。約2時間ほど学習して解散となりました。この日の写真は会員でもある友人が撮ってくれたものです。興味のある方は是非、オオムラサキセンターへお出掛け下さい。
八ヶ岳自然クラブ編へ

▲▲きママなウォーキングへ戻る