「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
自然クラブ冬鳥の観察会 長野県海ノ口自然郷
2006年12月3日(日)晴れ 自然クラブ
昨夜ほんの少しだけれど雪が降りました。朝ラウンジから外を見たら、お隣さんの庭が白くなっていた。甲斐駒ヶ岳も真っ白に。今日は、これから長野県海ノ口自然郷へ八ヶ岳自然クラブの冬鳥観察会です。道路は、凍っている可能性がありますから十分注意して走らないといけないですね。
長野県海ノ口自然郷・八ヶ岳高原ロッジ周辺の道路は、真っ白になっていた。
ここから八ヶ岳の赤岳が綺麗に見えるのですが今日は駄目ですね。秋には、両側のカラマツが黄色になって素晴らしいです。
駐車場は、昨日の雪で真っ白に!
今回の冬鳥観察のガイド役は、当クラブのインストラクター山路さんです。山路さんの観察会は鳥が姿を見せなくても楽しいです。資料を用意して説明をしてくれるからです。鳥の観察会で姿が見えなかったら寂しいですからね。
お目当てのウソはチラッと姿を見せただけでしたが、ウソのグッズが有るそうです。、どんな賞品があるのか教えてくれました。面白いです。
八ヶ岳高原ロッジからグルッと一回りして観察をします。
ツルウメモドキが沢山実をつけていました。ヒヨドリ、ウソ、ツグミなどが餌としています。 それにしても随分沢山実が残っていますね。
野鳥の好みも色々・・この本は、詳しく載っています。
ツルウメモドキが沢山実をつけていました。ヒヨドリ、ウソ、ツグミなどが餌としています。 ハンノキは、カラ類、ホオジロ等の餌になります。ノイバラは、ツグミ、レンジャクなどの餌となる。マユミは、キツツキ、ツグミ、コガラ等の餌に。イボタノキは、キレンジャクが好むそうです。
野鳥によって好みが違う 分かりやすい説明
野鳥のくちばしはいろいろな形があります。ピンセット型(カラ類他)、ペンチ型(アトリ類)、 シャモジ型(カモ類)、ヤリ型(サギ等)、カギ型(猛禽類)、バキューム型(ツバメ)、ノミ型(キツツキ類)などがあり、 それぞれ捕食する餌を捕り易い形になっています。
詳しく載っている本 イボタノキは、キレンジャクが好むそうです。
寒いので皆さん身体を丸くして歩いています。
ヒヨドリ、ウソ、ツグミなどが餌としているツルウメモドキが落ちていました。
幹には巣箱を固定していた針金が残っています。放置すると針金は次第に木へ食い込み、木の生長を妨げます。シュロ縄のような数年で朽ちる材料を 使うことが大切と話してくれました。
野鳥の巣箱が下に落ちています。針金は取り付ける人間は楽かも知れませんが、木のためにも止めましょう。
リスの足あと
美鈴池に向かいます。
美鈴池に到着。美鈴池は半分ほど薄氷が張っていました。
野鳥の餌となるヨモギなどの実
美鈴池には氷が張っていたんですが氷の下がこんな状態になっていたのにはビックリです。
秘密兵器が出てきましたよ、本のバーコードに機械をあてると鳥の鳴き声がする本です。でも、注意が必要です。繁殖時にはこの本を使ってはいけない。繁殖を妨げる可能性があるからです。
駐車場に向かうところです。
これで今日の観察会は終了です。冬鳥が少なかったですね、以前観察会で訪れた時は、ウソの姿を見ることが出来ました。今日は、一部の方だけ見たそうです。私は、囀りだけでした。まだ余り来ていないようです。もっと寒くなった時にでも訪れることにしましょう。

自然クラブの観察会が終わった後、昨年、冬に観察会が行われた場所に案内をして頂きました。昨年は、不参加でしたから場所が分かりません。一緒に行く方の後にくっついて走っていきました。
長野県海ノ口自然郷・八ヶ岳高原ロッジから車で約一時間で到着。
観察会は午前中で終わったのですが、昨年、自然クラブで冬鳥の観察をした「東電 小諸発電所 調整池」に行く話を聞き、ご一緒させてもらいました。八ヶ岳高原ロッジ駐車場から佐久まで約一時間程で到着。東電 小諸発電所 調整池には沢山の水鳥がノンビリ羽を休めていました。双眼鏡で姿を確認、観察された鳥は下記です。 マガモ、コガモ、カルガモ、アイガモ、オオバシ、カワウ、ミコアイサ、アオサギ、カイツブリ、ダイサギ、オカヨシカモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ。
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