三国峠は三国街道の名前の由来となった峠であり、関東地方と越後国を結ぶ三国街道最大の難所であった。奈良から平安時代に掛けて開かれたと伝えられる三国街道は、五街道に次ぐ要路であり、北国大名の参勤交代や佐渡金山からの金の輸送、さらには越後米の流通に大きな役割を果たした。三国という名前は、上信越三国の国境を意味すると思われるが厳密には三国の国境はずっと西の白砂山である。三国峠には御坂三社神社(三国権現)が奉ってあり、ここより西に苗場山をはじめ越後の山々、東に赤城山をはじめ関東の山々を眺望できる。又三国権現の後ろに見える三国山を登ると一見頂上に見えるところは実は中腹で、そこにはお花畑と呼ばれるニッコウキスゲ等の群落が見られる場所です。古き街道の面影が失われていく中で時代に取り残された三国街道は、いにしえの街道の面影をとどめている。現在は三国路自然歩道として大勢の皆さんに親しまれている。(新治村観光協会資料より) |
初めは法師温泉から歩こうと車を走らせ現地へ到着。登り口には、三国山頂まで4.8km 三国峠まで4.0kmの表示。時間を調べると片道2時間半、往復すると5時間になります。今は暗くなるのが早いので、ここからのハイキングは諦め三国トンネル近くから登れるコースを歩くことにしました。トンネルの手前は群馬側登山口、トンネルを越えた先からは、新潟側の登山口です。直ぐに分かるのかと車を走らせ探しましたがトンネル工事で一車線規制や工事車両が道路を占領しているため登山口を見つけるのは大変でした。キョロキョロしているうちにトンネルを越えてしまったのです。そして超えてからもキョロキョロしているうちに苗場スキー場まで行ってしまいました。(苦笑) 以前利用したことがあるホテルでUターン、見つけるまで少し手間取ってしまった。結局、三国トンネル手前(群馬側)は止められませんでした。新潟側の登山口に車を止め、御坂三社神社(三国権現)まで行きました。もっと時間があれば頂上まで行かれたのですが今回は諦め下山。車を走らせ、新治村の宿泊施設へ戻りました。 |
新治村(たくみの里)〜法師温泉〜猿ヶ京温泉〜新潟側の登山口〜新治村(たくみの里) |