イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
奥裾花自然園の水芭蕉(日本一の大群落) 2004年5月19日
ブナ林と水芭蕉の群生
ブナ林と水芭蕉の群生
形も色々、水芭蕉の仲間達。
ムシカリ(オオカメノキ) ツルリンドウ蕾と実 タムシバ
ムシカリ ラショウモンカズラ ハウチワカエデ
奥裾花自然園に向かう途中は素晴らしい景観の場所を走りました。紅葉も良さそうですね?
岩盤も凄いが滝が何ヵ所もあり圧倒されました。道が狭いので気をつけて下さい。
水芭蕉の群生は、昭和39年ごろ村の人たちが村有林の調査をしていて、偶然見つけたという。それまでは不帰谷といわれ容易に近づけない奥地でしたが、少しずつ整備され奥裾花自然園として、散策コースがいくつか出来てきました。観光センターで奥裾花自然園マップをもらって行かれると良いでしょう、また園内は雪融けでぬかるみ道あり、観光センターの売店で長靴の貸出しもあります。奥裾花自然園までの道路も少しずつ良くなっていますがまだ狭い所もありますので注意が必要です。途中のゲートで奥裾花自然園の入園料の支払場所あり一人400円。私達は二人でしたから800円払いました。
樹齢300年〜400年のブナやトチの原生林に囲まれた奥裾花自然園は81万本余りの水芭蕉群生地で、尾瀬より大きく日本一を誇っています。奥裾花渓谷を散策すると自然の偉大さを感じとる事が出来ます。
水芭蕉の有名なところと言えば「尾瀬!」と答える方が多いでしょうね?私自身もそう思っていた一人です。ところが北信州に素敵な場所があるのです。長野県鬼無里村には、81万本という日本一の規模を持つ水芭蕉の白い花が咲いているのです。私自身は尾瀬に行っておりませんから比較は出来ませんが奥裾花自然園の水芭蕉の群生は見事です。
観光センターからシャトルバスに乗り終点で下車。そこからは歩きになります。途中、山が見えました。戸隠西岳連峰です。案内板を見たら山の名前が書いてありました。右から「一夜山1562m」「婆さん」「爺さん」「P3」「P2」「P1」「西岳2053m」「本院岳2030m」「八方睨1191m」それにしても山の名前に「爺さん」婆さん」とは?誰がつけたのでしょう。
季節運行バス(シャトルバス)が運転。一人150円でした。バスから降りて今池湿原に向かいます。途中、沼のような水たまりに白い卵が・・。
モリアオガエルの卵のようです。
足下はぬかるんでグチャグチャしています。今池湿原に到着。雪が残るブナ林に水芭蕉の群生!素晴らしい眺めです。本当に凄いですよ、驚きました。そして感激・・。
今が見頃でした。ぐるり一週、1、5キロのコースを回りました。場所によっては花が咲き終わって葉っぱが大きくなり始めていました。
人懐こいイワナが気持ちよさそうに泳いでいました。
週末は大変混むそうです。平日で比較的人が少なかったのでゆっくり撮影を楽しむことが出来ました。
こんなに見頃の群生している水芭蕉を見ることが出来てハッピーでした。
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