イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
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2001年2月5日「大作式自然感察会」・その1
今日は自然監視員(鳥獣アドバイザー)の大作栄一郎さんが行っている大作式自然感察会をNHK甲府カメラマンが撮影に来られました。この放送は2/8(木)NHKまるまる山梨の中で「雪の八ヶ岳動物の生態」と題して紹介され、2/9(金)首都圏番組NHKおはよう日本のなかでも「雪原の足跡を追う新野外活動」として紹介されました。雪の中みんなのために観察をしながら歩いていきます。大作さんは緑の腕章をされた方です。
雪の重みで折れてしまった松の枝です。枝のところが白くなっているのが判るでしょうか?これは鹿が食べてしまったのです。雪で餌が思うように取れないため雪の上にある松の皮さえも鹿の餌になってしまうのです。
あちこちに折れた松の枝がありますから大作さんは「鹿になったつもりでこの皮を食べてみましょう。」みんなは「え〜〜〜」と言っております。「鹿が食べているんだから、どんな味がするか人間としてではなく鹿になったつもりでの体験です。。」NHKのカメラマンはその映像を狙っています。
何人もの生徒が皮を食べました、美味しいはずはありません。鹿には美味しい食べ物なんでしょうか?でも鹿に聞いたわけではありませんからね〜。鹿の場合は自分が生きる為に食べるのですから味わってなんかいないと思います。大作さんも皮を食べて感想を話しています。今まで食べずに逃げていた生徒も、とうとう食べることに「う、マズイ!松の味しか判らない。」自然を感じる感察会です。体験をしないと判りません。大作式自然感察会は観察の観ではなく感じる感です。
木の上に巣がありました、もちろん今は巣立って誰もいません。種類は宿主がいないためハッキリと判りませんが鷹の巣に似ているとのことでした。雪深いので大作さんもスタッフの方も雪まみれです。
鹿の足跡が沢山あるので側に行って見るとタラの芽が食べられていました。あんなトゲのあるタラの芽を上手く食べるものだなぁ〜と感心?してしまいました。ご馳走を食べた近くには沢山の鹿の糞が落ちていました。この後も解説は続きます。
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