イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
2001年5月25日「入笠・大阿原湿原ウォーク」・下見
7/1(日)に入笠山の湿原をお客様と歩く企画が有りますので下見に来ました。正面の斜面はスズランの群生する場所です。(プライベートウォーク・スノウシューで入笠湿原をご覧下さい。3/21のときは一面雪でした。)
入笠湿原に向かいます、昨日の雨で水も多いです。
あちこちに生えていますがなんでしょう?花がないので良く判りませんがヤナギラン?かしらねぇ〜ヤナギランだったら8月上旬に来れば見ることが出来ます。確認したいけれど8月は本業が忙しいので無理です何方か確かめてくださいませんか?
これは何でしょうね、リュウキンカ?の葉みたいですが?
コバイケイソウです、ギボウシと似ていますが間違って食べては行けません。(コバイケイソウは沼とか川など湿気の多い場所に生えていることが多いです。ギボシは湿地には生えておりません。)
シロバナエンレイソウです。(昨日の八ヶ岳自然クラブの観察会に説明を載せましたので見て下さいね。)
遊歩道がありますので散策しながら歩いて確認します。
白樺の木の下を見るとゼンマイが・・・。「こんにちわ〜」
ザゼンソウもまだ咲いていました。
水芭蕉の花も咲いていましたよ!入笠湿原の下見散策は30分程でした次の場所に移動するため植物の説明は水芭蕉で終わりです。
入笠湿原から大阿原湿原まで徒歩45分(私は車で移動)こちらの湿原も素晴らしかったですよ!ご案内を致します。
遊歩道には簡単な木が置いてあるだけですが滑らないように歩いて参りましょう。
キクザキイチゲ、キクサキイチリンソウともいう。雪解け後に大群生して北国の春を謳歌する。花の色には白、ピンク、紫、青など多彩な変化があり、花びらの長さや幅も様々である。アズマイチゲ(八ヶ岳歩こう会「小淵沢の春を訪ねて」でアズマイチゲの説明があります。)とは葉の形で区別するが、花柄の毛の有無でも見分けがつく。(花期は3月〜6月)
前日が雨だったせいでしょうか、あちこち水が湧き出ています。
豆桜が咲いています、近くに行ってみましょう。↓
可愛い花でしょう?(この下に案内看板があったのを見落として少し下ってしまいました(^^;)後でその案内板をお見せします。)
ニリンソウも沢山咲いていましたよ!(二輪草の説明は八ヶ岳歩こう会の「小淵沢の春を訪ねて」で書きましたので見て下さいネ。)
この雰囲気がたまりません、苔むした岩が素敵なんですよ〜
その岩の上にカタバミソウが咲いていました。深山の針葉樹林下に生える。苔の中や大木の根元に多く、高さは15センチほどになる。花の色は白が普通で、花びらには他に赤い筋が入る。(花期は5月〜7月)
まだ咲いていないクリンソウです。もう少ししたら綺麗な花を咲かせてくれるのでしょうね。盗掘しては行けませんよ!山のものはそのままに!取って良いのは写真だけです。みんなの財産を大切にしましょう。
湿原の案内板でした。小さかったので見落としてしまいました。一寸だけ失敗!下見だから良しとしましょう(笑)
川を渡り湿原に入ります。
苔むした木々がお出迎えしてくれました。幻想的で、とても素敵な場所なんですよ、ここに来られると解ります。
荒らされていない湿原です、これからも大事にしたいと思います。
倒木した木の大きいこと!この木は白樺の木でした。何で倒れたんでしょうね?
イチリンソウが咲いていました。一つの茎に花を1個だけ咲かせるのでこの名があります。花びらの裏側がうす紅色に染まることがあるのでウラベニイチゲともいうそうです。山地の林下や林縁、澤沿いの草原などに生え、肥沃で腐葉土の多いところを好む。(花期は4月〜5月)
とっても素敵な場所に季節を変えてきたいと思いました。今日の下見は期待以上でした。これなら安心して皆さんをお連れすることが出来ます。
細かいチェックをしているところです。本番は7/1(日)です。当日、どんな植物に会えるかはお楽しみに!参加を希望される方は保険のことがありますので連絡をお願いします。ポレポレクラブ事務局へ申し込むか、私にメール又は、お電話を下さい。用意するものは八ヶ岳歩こう会と同じです。お弁当・雨具・参加費(ウォーク保険代)として\200が必要です。素敵な企画ですから興味のある方はどうぞ!

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