イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
八ヶ岳自然クラブ 観察会・バードウォッチング 203年5月21日
2003年5月21日の様子です。生まれてからまだそれ程経っていません。3、4日のようです。
器に入っているのは何か?孵化した鳥の子どもです。まだ目が開いておりません。
親鳥がいなくなってしまったため、八ヶ岳ふれあいセンターで保護しました。
あまりにも小さいので何の鳥の子どもか分かりません。育って欲しいですね。
最初は、9羽いたようです。残念ながら今は7羽です。このように口を開けて餌を待っています。

2003年5月28日の様子をアップしました。
この赤ちゃんの動画準備中
目は見えるようになりました。声に反応します。やはり、代表の声に良く反応します。
何の鳥かハッキリ分かりませんが、カラ類?(ヒガラ・コガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・・)
自然クラブ代表が親代わりになって育てています。無事育つように皆さんも応援して下さい。

望遠鏡で鳥の観察をしているところです。持っていない場合は借りることも出来ます。

八ヶ岳ふれあいセンターに9時30分集合。八ヶ岳自然クラブ会長の齋藤氏です。今日の説明をして頂いております。キープ協会の中を歩いてバードウォッチングをします。暫くぶりにお天気になりました。とても気持ちの良い日です。鳥達の観察は早朝、又は夕方の方が良い。多くの鳥達は、昼間は別の場所に移動をしているそうなんです。各自、望遠鏡や双眼鏡を用意して来ました。持っていない方は「八ヶ岳ふれあいセンター」で借りることが出来ます。大型観光バスが何台か停車していました。私は暫くぶりの参加となります。顔なじみの方も出来ました。皆さん自然が大好きで観察会に多く参加しているようですよ。講師のお話に耳を傾けています。今日はどんな話が飛び出してくるのでしょうか?興味津々です。今年はカッコーの鳴き声が少ない。今日もキープ協会の近くでで鳴いていたのは一羽だけでした。日本はカッコーの繁殖地になっていますが、越冬地での問題があったのかも?東南アジアが越冬地ですが、数年前にカッコーが激減したことがありました。理由は大火災によるものでした。カッコーは、自分で子どもを育てません。托卵(たくらん)する鳥です。自分で巣を作らず他の鳥の巣に卵を産む托卵性の鳥です。(主にウグイスに托卵します)昔は本当に沢山のカッコーが飛来してきました。どうしてこんなに少なくなってきたのか?何か異常事態が起こっているのかも知れないですね。他の鳥達も昔に比べると随分減ったように感じます。その代わりに増えてきたのがカラスです。カラスはリゾート地の餌が沢山ある場所を良く知っています。夕方に群れをなして飛んでいくカラスを見ると何とかしないとこれから困ることに!
清泉寮下から八ヶ岳が綺麗に見えました。ジャージー種の牛たちも美味しそうに草を食べていました。気持ちよさそうでしょう?ここの牛は全部、雌牛でしたよ。パンパンに張ったお乳が重そうでした。早く搾乳をしてあげないと可哀想な気さえしました。ここの牛さんの担当は誰?早く搾乳を・・(笑)。皆さんは梅雨に時期にツバメが飛んでいる姿を見たことがありますか?ここ清里には「岩ツバメ」と「普通のツバメ」がいるそうです。違いは、普通のツバメは尾のところが燕尾服みたいになっている。巣は家など軒先に作る。集団でなく個々に巣を作る。巣の形がお椀型であること。岩ツバメは違うそうなんです。燕尾服ではなく、雀のように尾が短い。巣作りも岩ツバメは岩やない場合は、橋脚などの場所を好む。集団で生活する。巣が違う。壁に穴を開けた感じの巣です。巣穴が時々雀に乗っ取られることがあるそうです。巣穴に藁などがある場合は雀の巣で藁がない場合は岩ツバメの巣のようです。このような違いを初めてお聞きし今日の大収穫と一人で喜んだ私です。
耳を澄ますと小鳥の囀りが聞こえてきます。メジロ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、アカゲラが鳴いています。でもなかなか姿が見えません。アカゲラなどキツツキの仲間は毎年マイホームを造るそうです。翌年空き家は他の鳥達がリホームして使うそうなんです。それぞれ自分の大きさに穴を作り替えるそうです。大きい穴は小さくします。立ち枯れをした木はアカゲラが穴を開けます。そのような場所を見つけた時は静かに見ていてご覧なさい。他の鳥が住んでいるかも知れませんよ。穴を開けっぱなしかと思っていたら上手に他の鳥達が使っているんですね、キツツキのように穴を開けられる鳥は他にいるのかな?コガラは、自分で巣を作れるそうです。巣穴にいるかどうかは暫く時間をかけて見ないと分からない。抱卵をしている時は動きが少ないので穴の中にいるかどうか分かりづらい。卵が孵って餌を頻繁に運ぶようになれば発見しやすい。でも警戒しているので脅かさないようにしたいですね。巣穴に居るかどうかを見極める方法としてですが、餌を頻繁に運んでいる時は、穴の下が足で蹴るので白くなっているようです。私達の双眼鏡では見えない鳥達も望遠鏡で見ると鳥達の綺麗な羽の色までよく見えました。
川俣渓谷には、アオゲラがいるそうです。大きさはアカゲラより大きいそうです。ウグイス、キビタキの雌。みんなでバードウォッチング中です。
緑がまぶしい、爽やかな半日を過ごすことが出来ました。次回は何を観察するのでしょう?素敵な場所でバードウォッチングの案内をして下さった齋藤さん、桑島さん、有り難うございました。

途中で沢山の草花たちとも出会いました。ほんの一部ですが写真を撮りましたのでどうぞ。
スミレ イヌノフグリ
アケビ
ズイナ? ニワトコ

八ヶ岳自然クラブ編へ
▲▲きママなウォーキングへ戻る