イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
2002年5月24日(金) クリーンウォーク&自然観察会
八ヶ岳自然ふれあいセンター集合、参加者は全員名前を書きます。今日はゴミを拾いながら自然観察の勉強会を致します。各自軍手、ゴミ袋を手にしています。
八ヶ岳自然ふれあいセンターで今日の簡単な説明を受けた後、歩くコースのゴミを拾いながら観察会の勉強を致します。
幾度となく開かれている観察会ですから、和気藹々とした中での観察会風景です。でも説明には真剣に聞き入っていました。ここまで来る間に袋の中は少しずつゴミが!
ゴミ袋片手にお勉強会!
これはアガゲラが穴を開けた後です。ドラミングと餌を求めて叩くのでは意味が違うそうです。ドラミングは遊びですから音の良い木を叩くそうです。餌を求めて叩く時は虫がいそうな木を叩いて確認し食べるそうです。講師の先生はゴミ拾いの炭ばさみで説明をされていました。この炭ばさみが役に立ちましたよ。濡れているゴミを拾う時役に立ちます。
駐車場は一般の方がゴミを捨てていたので彼方此方にゴミが落ちています。だんだんとゴミ袋は一杯になってきました。一人一人の心がけでゴミは少なくなるはずです。ゴミの持ち帰りにご協力をお願いします。
美し森の展望台に向かいます。ここではツツジの説明をして頂きました。この日咲いていたのは「ミツバツツジ」でした。これから咲くのは「レンゲツツジ」「ヤマツツジ」「ドウダンツツジ」です。天女山には「ゴヨウツツジ」が有るらしいです。
湿原の植物を説明しています。ニリンソウ、トリカブトがありました。
羽衣池では、観光者の為に木道が作り直されていました。でも、作り方に問題、湿地が分断された作りで生態系が崩れてしまったとの話に、一寸考えさせられました。専門家と相談しながら作らないといけないことも学びました。湿地では水芭蕉の葉っぱが大きくなっていました。もう少し時期が早ければ、水芭蕉の花を見ることが出来たでしょうね。
マムシ草という何とも物騒な名前の植物、山地の木陰に生える多年草。偽茎の模様が蝮に似ているのでマムシクサ(テンナンショウ)と私たちは言っております。サトイモ科テンナンショウ属、似た形のものに「ウラシマソウ」「ミミガタテンナンショウ」「ムサシアブミ」「ユキモチソウ」。
 
川俣川を渡り県営牧場に向かいます。
川沿いの植物について説明中です。指先に「ハウチワカエデ」の花が咲いているのです。
八ヶ岳県営牧場では5月の第二週から牛の放牧が始まりました。ホルスタインが気持ちよさそうに草をはぐくんでいます。奥に見えるのが八ヶ岳の主峰、赤岳です。手前が牛首山です。
鹿が体を泥バックに来る場所です。「ぬたば」といわれるところです。
天女山で一寸小休止です。
清里で紅葉が美しいと言われている場所、東沢大橋です。私はここから下を怖くて見ることが出来ません。こんな私が山に挑戦するのですから可笑しいでしょう?これでゴミ拾い観察会のリポートを終わります。見て下さって有り難うございました。
八ヶ岳自然クラブ編へ
今日の観察会で植物の写真を載せようと致しましたが絶滅寸前の植物も有りました。八ヶ岳の大切な財産を盗掘して持っていく方がいるそうです。インターネットで場所を教えては植物が絶えてしまいます、自然を大切にしたいですね。撮って良いのは写真だけにしましょう。八ヶ岳自然クラブ、私達からのお願い!そしてゴミは持ち帰りましょう。今回撮った植物の写真掲載は暫くお時間を頂くようになると思います。残念ですが、ご理解下さい。

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