「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
自然観察会(アニマルトラッキング) 
2005年2月14日(月)曇りのち晴れ 
自然クラブ主催
動物の足跡、フン

タヌキ
ホンドキツネ
イノシシ
ノウサギ
ニホンジカ
ニホンカモシカ
イタチ
アニマルウォッチングに必要な資料を本日の講師、副代表の大作さんが見せて下さいました。
今日、集合場所の美し森駐車場では雪が少し降っていました。気温は低く、夜中からの雪で獣の足跡は識別が難しく、フンも雪の中に埋まって見つけることが出来ませんでした。その中で分かる足跡もありましたのでご紹介しますね。
ノウサギの足跡(夜行性) リスの足跡 鹿の足跡(夜行性)
識別困難(人間?動物?) 野ネズミの足跡 鹿の寝床
鹿が食べた木の枝、皮、笹の葉っぱ(動物によって切り口も食べられる高さが違うそうです)
サルノコシカケ 鹿に食べられら木 ヤエガワカンバ
シカの角研ぎで木の皮が剥けています。大作さんが木の枝で角研ぎの説明中。

集合場所の美し森で本日の説明。
川俣川林道でアニマルウォッチング開始。
鹿の道(獣道)八ヶ岳の鹿も増えているそうです。鹿の天敵がいないからでしょうか?
不思議な足跡を見つけました。崖まで続いています。
ツキノワグマの足跡かも知れません?冬は冬眠すると思われていますが餌が足りなくて冬眠出来ずにウロウロしていることがあるそうです。以前、この場所の近くでツキノワグマの足跡を見たと大作さんが話してくれました。
ツキノワグマの詳しいことが書いてある本です。数年前に八ヶ岳でツキノワグマを見た方がいます。最近は冬でも熊が活動しているらしいので注意をした方が良いかも知れませんね。ツキノワグマと断定は出来ませんが可能性があるとのことでした。山にはいるときは十分気をつけましょう。
ツキノワグマの話でドキッとしていたら・・木の上で小鳥の鳴き声が聞こえた。上を見ると鳥が木の実を食べているのでしょうか?忙しく動いている鳥を見つけました。頭にベレー帽があるので「コガラ」のようです。カケスの姿も見かけましたが遠くて撮影は無理でした。他には、ヒガラ、マヒワを発見。冬は鳥を見つけやすいけれどデジカメでは限界があります。一眼レフカメラでないと無理でしょうね。
観察会が終わる頃には青空が見えてきて気温も上がり暖かくなってきていました。お天気の回復が早かったら参加者ももっと増えていたかも知れませんね?小鳥達も川俣渓谷の上の方には居なくなりました。人間も寒いと外に出たがりません。鳥達も寒い日は標高の高い場所でなく下に降りてくるのでしょうか?午前中で観察会は終わりました。次回は3月29日の飯盛山です。

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