「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
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2001年 11月07日 尾白川渓谷トレッキング
今日は尾白川渓谷に行くことにした。白州町・道の駅を右折し目的地に向かう途中の景色です。気持ちの良い一本道です。
山も紅葉していて綺麗です。これは期待が出来そうですよ!
尾白川渓谷の駐車場です。トイレは此処にしか有りませんので、覚えて置いて下さい。
駒ヶ岳神社に手を合わせ無事に下りられますようお願いしました。
ユラユラ揺れる吊り橋です。気持ちを落ち着け歩き始めます。実は吊り橋は大嫌いなんです。下を見ると怖いので真正面をみながら進みました。正直、歩き終わったときはホッとしました。
川俣渓谷の入口です。さぁ〜登り始めましょう。
ところが渓谷道が通行止!(知人から聞いて知っていました。)注意書きに「はしごと橋が壊れており危険な為、当分の間通行止め」2つの滝だけは登山道を登れば行かれるそうです。それでは左の道を登りましょう。
最近はウォーキングなど始めたお陰で以前より疲れを感じません。気持ちの良い山道です。
分岐点を右折して神蛇滝へ(角に看板があります。)登山入口から約1時間です。
何人もの方がお見えでした。滝は左側に有るのですが・・。その滝を撮るのに一苦労!それはね良いポイントが崖っぷちなんです。
先ずは丸太の橋を渡り・・・。(丸太の下は何もない!)
これが問題の崖っぷちの石です。そんなに奥行きがありません。人間一人分、すれ違うのはご勘弁!怖々・・私も行きました。やっぱり良い写真を撮りたいからですが、本当に怖い!
覗き込まないと写真は撮れません。一番上の写真は一段しか撮れていません。それでは勇気を奮って、「さぁ〜どうだ!」でも・・「ありゃ〜」二段しか写っていないではりませんか!それでは最後の勇気を降り縛り、一番端の場所まで行きました。座って撮ると写りませんから立ってとりました。三段見えるでしょうか?これ以上は私には無理、身長がもう少し有れば三段目がもう少し写せたかなぁ〜。でも、後ろに居たおじさんは、「あの場所で良く立っていられたね!」女は度胸???

神蛇滝の名前の由来は百合ヶ淵で深い眠りに誘われた行者は、目を覚ますと枕辺に龍が現れ“この石を渡り前を見なさい”と言われました。行者は石を渡り木々の枝を折って前を見ますと、そこには、美しい三段の滝が現れました。行者は、あまりの見事さに茫然として眺めそして自ら口走りました。“あれが神蛇滝だ、今休んでいるところを龍神平と呼ぼう”と、この伝説のごとく神秘で美しい滝が尾白川渓谷には、20余ヶ所有ります。

名前のある滝を申し上げます。千ヶ淵・旭滝・百合ヶ淵
それでは、不動滝に参りましょう。神蛇滝から約40〜50分くらい登れば着くそうです。景色を見ながら登りましょう。
鉄の橋です。定員が書いてあります。5人ですって!体重制限は?お相撲さんだったらどうするのかしら?一人で定員でしょうね。私の場合は内緒!
まだ紅葉が残っていますが今年の見頃は11月の上旬だったそうです。一番いい時って難しい!
青空と紅葉の山が何とも言えません。
「あららら・・この橋大丈夫?ちょっと怖いですねぇ〜」一瞬考えてしまた私です。周りには誰もおりません。引き返すのも勇気?それにしても途中で何の説明がなかったので、とりあえず途中まで歩いて行ってみることにしました。ゆっくり行ったところ大丈夫でした。ここでもホッ!
アッ!見えてきました。不動滝です。その昔、一人の延命行者が駒ヶ岳の入山を許された。行者はこの滝に打たれ修験の道に励み、とうとう駒ヶ岳の登山道を開いた。行者が何処かへ立ち去ると滝のしぶきが前の大岩をたちまち削り人の顔を形造った。良く見るとその時の延命行者に似ているという。
近くに行くためにはまた吊り橋を渡らなくては成りません。さぁ〜頑張っていきましょう。ドキ、ドキ、ドキ!吊り橋を渡り土手を登ると少し広い場所が有りましたのでお弁当にしました。暖かな日差しの中、ちょっと休憩!
お弁当を食べてお腹が落ち着いたので散策をしました。細い岩場を抜けて不動滝の前に!ここは手前の河原です。
不動滝が上手くここでは撮れません。滝を邪魔するように大きな石が立ちはだかっています。これが説明にある石なのかも知れません。
階段の木が朽ち落ちていますから十分に気をつけながら上り下りしないと怖いですよ!
不動滝から登山道の入口に向かって下ります。登山道入口まで、不動滝よ1時間10分で下りてこられました。でも、浮き石があったり道が崩れていたりしておりますので十分な注意が必要です。
駐車場に向かう途中で山が見えました。あの山は何でしょう?もっと山の勉強をしなくてはと反省!これで尾白川渓谷のリポートを終わります。渓谷道が来春には歩けるようになるでしょうから来年はもっと沢山の滝の紹介が出来るかも?
駐車場→登山道→(1時間)神蛇滝→(40分)不動滝→(1時間10分)登山道
(上記時間は休憩や昼食時間は入っておりません。)

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