「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
津金歴史を感じるゆっくりウォーク(須玉町) 2004年10月20日(水) 雨
台風23号が迫る中、ウォーキング大好きな仲間の皆さん
台風23号が近づいています。今日は風路さんの車に乗せて頂いて小淵沢を出発!集合時間の10分前には到着。企画をして下さったMさんが美味しい学校の駐車場で待っていてくれました。霧が少し出ていて幻想的な雰囲気の中、津金の歴史を感じる「蔵・石垣・屋並」を案内をして頂きました。津金の事はよく知りませんでしたが津金の奥深さに触れ、実のあるウォーキングでした。距離は約5キロ、一時間半ほどのコースを歩いた後、車に乗って「若神子・遠照寺」に行き、「オハツキイチョウ」や「鶴亀の松」(夫婦松とも言われている)を見てきました。
実は今日のレポートは、彼のお陰で作成できたのです。私が撮った画像ですがミスをして消してしまった。悩んでいたときにK・Mさんにお願いをしたところ・・気持ちよくご自分が撮られた画像を頂けたのです。うっかり削除した私、ショックで暫く口がきけなかったほどです。彼は救いの神、本当に助かりました。(この写真は9月27日稗之底村ウォークの時にに撮影したものです)
今日の担当者K・Mさんです。あれ?画像を頂いた彼とイニシャルが同じです。我が歩こう会の看板女優に何時からなったのかは定かではありませんが?乗りの良さ、面倒見の良さでは会員仲間でも一目置かれています。(笑) お料理だって上手だし、物知りで雑学にも強く、山と温泉が大好きな頼りになる方です。我が八ヶ岳歩こう会には大切な女性。これからも頼りにしていますよ、宜しくね。(この写真は9月27日稗之底村ウォークの時にに撮影したものです)
こちらが「おいしい学校」です。コースリーダーが「古宮」へお昼の予約に!
雨足がだんだん強くなって霧も出始めました。全員雨合羽を着て傘をさしてのウォーキングです。こちらのお宅の立派なこと、庄屋さんだったのでしょうか?門構えも立派でしたよ。

立派なお蔵がありましたよ。

甲州の津金一族は武田家に仕えた武士集団として「津金衆」の名で知られています。津金衆は、共通の祖先を持ち、通婚などによって結束を固めた血族手段であったと伝えられています。彼らは戦国時代には甲斐から信濃へ通ずる佐久往還などの国境警備に従事していました。武田滅亡後は、徳川家康に仕えて北条市のこの地の進行を食い止め、以後徳川家康の旗本なりました。須玉町歴史資料館の裏にある諏訪神社は古宮(ふるみや)の城跡として知られており、ここに津金衆の館があったという説もあります。(須玉町役場 商工観光課資料参照)

このような話を聞きますと、本当に津金は歴史がある町だから蔵も立派なものがあるのですね。
壊れかけた蔵を見ると中の仕組みを見ることが出来、勉強になりました。
油屋商店の看板の上には富士山。油屋商店なんて懐かしい。小淵沢にも我が家でお世話になっているスタンドの伝票には○○油店となっていますから今はガソリンスタンドですが、昔は油屋だったのでしょうか?
白い漆喰壁、黒い瓦屋根、立派ですね。
それぞれ個性のある鏝絵
一回りして「美味しい学校」に到着。これから二台の車に乗って遠照寺へ
遠照寺のアカマツ(県指定の天然記念物)
鶴亀の松は、夫婦松とも呼ばれている。アカマツの二樹でその美しい樹形と大木であるところから県の天然記念物とされました。根回りそれぞれ4.85m 3.35mの見事な樹形の松です。
写真の手前には、オハツキイチョウが・・。一つの葉2〜3個の実がつく大変珍しい「ハツキフタゴイチョウ」で世界に二本しかない種類だそうです。
漆喰とは・・石灰に海草糊やスサ(麻の繊維や紙などを細かく切ったもの又は川砂)を混ぜてペースト状にしたもの。
鏝絵とは・・白が主流の漆喰もコテの使い方で粗目や凸凹を出して質感を与えたり、顔料を混ぜて色を出したりして、細かいコテの技巧を使って色鮮やかに描かれた絵だそうです。
コースリーダに案内をして頂いた蔵には、いろいろな鏝絵(こてえ)が・・。
早川正一郎さん宅 早川浩さん宅
油屋商店さん
ウォーキングの後には、美味しい学校の古宮にてお食事、楽しいお喋りとご馳走に大満足。
本日のメニュー 和気藹々と話がはずんで・・
豚の生姜焼き定食 鳥の塩焼き定食
鰆の西京焼き定食 お蕎麦

八ヶ岳歩こう会編へ
▲▲きママなウォーキングへ戻る