イラスト 「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然クラブ」のメンバーです。
タイトル
2001年2月6日「雪の大糸桜、馬場の里ウォーク」
2001年歩こう会の例会は雪で苦労しています。里山歩きですから普段は除雪をしていないような道を歩きます。今年の雪の量は半端な量ではありません降った回数も多いですね。中止をしたことがなかった会ですが、1/28本番(オオムラサキとブルーベリーの里)と2/1下見(八ヶ岳しかの森ウォーク)が雪の為、中止になりました。今日はコース変更して歩きます小淵沢駅10時集合で集まったのは10人。
足場も悪くお天気も今ひとつですが歩くのが大好きな「我ら物好き10人衆」は足も軽やかに進みます。1年半前の私は歩く楽しさを知りませんでした(笑)。今日は例会の本番で予定していたのは「八ヶ岳鹿の森ウォーク」でしたが雪が多く、とても歩ける状態で無いためコースも変更されました。「雪の大糸桜、馬場の里、(物好き10人衆)ウォーク」とでも致しましょう。ここの道路はスケート場?みたいになっていてとても怖かったです。滑らないように注意して進みます。
大滝神社の鳥居です。この先JRガードをくぐると大滝神社と昨年整備された大滝湧水公園があります。
左側には日本名水百選にも撰ばれた大滝湧水群の一つ、ご神木に守られ湧き出ています。大滝神社の裏側に行ってご覧なさい、きれいな水がコンコンと湧き出ています水は真夏でも12、13度です。
大滝湧水の水を使って梨北農協がヤマメやニジマスの養殖を行っています。マス池では釣りが楽しめレストランではお食事も出来ます。
大滝湧水公園の駐車場をお借りして体操を致します。足場が悪いため滑って捻挫などしないように体をほぐします。私、いつもはウォーキングシューズなのですが道がグチャグチャなのと雪道をスノーシューで歩く場所もあると聞き長靴で参加しました。他のメンバーの足元を見ると長靴あり、トレッキングシューズ、ウォーキングシューズ、登山靴など10人様々でした。
右側はJR中央線が走っています。この坂も凍っていて滑りますから十分気をつけてゆっくり歩いて・・・こんな調子ですから疲れます。
少し登ったところに看板と大きな石がありました。大滝神社の神供石です、堂々としていて風格があります。白いお帽子かぶって澄まし顔・・そう見えませんか?
大滝神社から「三峰の丘」に向かいます。周りは畑なのでとても見晴らしがいいところです。正面に見えます山は南アルプス連峰です。お天気に恵まれますと此処から富士山、南アルプス連峰、右には北アルプス連峰が見えます。日本三大巨峰の見える場所は此処だけだそうです。(看板に書いてありました。)山の好きな方は景色に見とれて暫く動けないかも知れませんね!南アルプスも雪で上が見えません、これより大糸桜へ向かいます。
除雪をしていない場所ですスノーシューの出番、スノーシューを体験されたメンバーの仲間は感心していました。長靴ではズブズブ沈んでしまうところも履けば早く歩いていけますから・・日本のカンジキより歩きやすいです。
まだ昼前なのに、この写真は夕方みたいでしょう?大糸桜に着きました「神田の大糸桜」です。最高のロケーション、正面が南アルプス左側に富士山、後ろを振り向くと八ヶ岳が見えます。根回り8m、樹高9mの巨木で毎年4月下旬、紅色の花をいっぱいに咲かせ樹形も美しく地元ではこの桜で豊作を予想すると聞きました。県の天然記念物に指定されています。
八ヶ岳をバックにして記念写真、雪の固まりをどかして撮りました。
八ヶ岳の雄姿は本日拝めませんが大糸桜の咲く頃是非見に来て下さい。
そろそろお昼です。いつもは青空昼食を楽しむのですが雪ばかりで座るところもない為、お寺にお願いをして庭先を借りお弁当を食べました。
小淵沢の名物おじさん家に到着です。植木はもちろんのことですが家の周りは行くたびに変わっています。石垣の石を使ってこんな楽しいことを・・・。それでは何点かの作品を紹介します。
説明はいりませんよね?
石に合わせて作品を決めるのだそうです。
可愛いでしょう。
おじさんの作品を楽しんだ後は馬場の里に向かいます。
明日は雪の天気予報、今日だったら又、中止になってしまったかも知れませんね。お天気が下り坂にしては比較的、山が見えています道路の両脇は雪です。仲間とのお喋りも楽しいものです。
北風が冷たいですが、「物好き10人には通じません。」歩くのが楽しいのですから・・・。小淵沢町を歩いて感じましたが縦に長い町だと思います。畑も田んぼも白一色、とても綺麗です。雪のない時に歩くと一面茶色の世界です。
城山公園(馬場の里)に着きましたが雪が多くて入れません。武田信玄の父信虎が1531(享禄4)年、諏訪市に対抗するために築いた笹尾塁跡の跡地を整備、今では町民の憩いの場所となっています。雪が無くなった頃に来てご紹介いたしますから、お楽しみに♪諦めきれない方が一人、少しだけ入ろうと歩いてみましたが無理でした。馬場の里は武田信玄の父、信虎が甲斐の国統一のため使用した篠尾砦の跡。「甲斐国志」によると、中腹にある岩のえぐれた場所には大鐘をつるし、有事の際には打ち鳴らして対岸へ危険を知らせたという事です。
諏訪神社です。
なんと、お賽銭が入れられるように一番下の隙間はガラスがありません。神様?もお考えになっています。(笑)八ヶ岳歩こう会のメンバーがこれからも元気で歩くことが出来ますようにみんなで手を合わせます。雪が多くて誰も来ていなかったみたいです。足跡がありません、いい感じなので写真を撮ってみました。
馬場の里は小淵沢町でも下になりますのでこれから上に向かって歩きます正面に見えますのは八ヶ岳です。明日は雪が降る予報なので八ヶ岳が、もっと真っ白になることでしょう?
三峰の丘に戻ってきました。いつもですと同じ道は歩かないのですが今日は仕方がありません。これで本日の例会リポートは終わります。このコース眺めもいいので春に又歩きましょう。有難うございました。

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